2018年01月17日

toujyouka016.jpg 別姓夫婦の子はいじめられる?

親が夫婦別姓だと子どもがいじめられるという、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)に
ありがちな主張を展開する人がいました。
ツイッターでその人とちょっとした議論になりました。


 
なにを根拠にこんなことを言うのかと思います。
現在でも事実婚、旧姓使用、国際結婚などで、
夫婦別姓になっている家庭はありますが、
子どもがいじめられているとか、いじめが顕在化している、
というお話は聞かないです。

「別姓夫婦の子どもたち」
「夫婦別姓・未来予想図」
「子どもがかわいそう?」

「心待ちにした選択的夫婦別姓」
「「親と別姓」でも不自由しない」
「「子どもがかわいそう」って、ほんとなの?〜別姓夫婦の子どもたちのアンケート調査結果概要〜」

当の別姓家族の子どもたちも、赤の他人の反対派によって
自分を不幸なことにされることがあまりに多いので、
いい加減切れかけているのではないかと思うこともあります。


「自分の子どもはいじめられていない」という反論が、
当の夫婦別姓の家庭のかたから、その場でも出てきます。




そうしたら先の反対派(非共存派)は、
「異質である以上いじめの対象になるはずだ」とか、
「親が隠しているので表面化していないだけ」とか、
「親が気づいていないこともある」などと言ってきました。


こんな「理屈」が許されるなら、別姓夫婦の子どもが
いじめられていない事実を、いくらたくさん持ってきても、
「異質だから今後いじめられる可能性がある」とか、
「親が隠しているだけだ」とか「親が気づいていないだけだ」
などとと言うことができます。

「反証不可能」なことを言い出したということです。
反証不可能な理屈に頼るようになったら、
根拠は薄弱ということだと言えます。
実際、反証不可能な主張というのは、
にせ科学の信奉者がよく使うロジックです。

反証不可能でも「立証可能」なことはいくらでもあります。
夫婦別姓の子どもは顕在化する程度に
いじめられているというのなら、この反対派こそ
その事実を提示して証明することです。


「別姓夫婦の親が子どものいじめを隠している」とか
「子どものいじめに気がついていない」という
事実はいったいどこにあるのかと思います。
親に訊いても黙っているとか気づいていないと言うなら、
子どもに直接聞けばいいだけのことです。

先に示したリンクの中には、夫婦別姓の子どもを
対象にしたアンケートもあります。
別姓家族の子どもが書いた投書もあります。
直接子どもに意見を聞くことはいくらでもできます。
そしてどの子どもも、親が夫婦別姓のせいで
自分はいじめられたとは言っていないわけです。


だいたい「親が夫婦別姓のせいでいじめられる子ども」が、
問題になるくらい顕在化しているなら、
とっくに実態を調べられていると思います。
夫婦別姓の実践や希望をする人たちが、
なにより放置しないと思います。

ましてや選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
推進派の粗探しをしたくて鵜の目鷹の目です。
事実がないなら捏造や恣意的な調査をして
でっち上げることも平気でやる人たちです。

「そうそう、出典は明らかに・・・ん?」

別姓夫婦の子どもがいじめられる事実が本当にあるなら、
彼ら反対派はとっくに飛びついているでしょう。
そしてささいなことでも深刻な事実であるかのように、
針小棒大に騒ぐだろうと思います。


最初の反対派は最後にこんなことを言ってきました。
「子供に対しても自分の意見を押し付けたいだけ」なのは、
ほかならぬこの反対派ご自身のことだと思います。


目の前で議論しているかたの子どもを
勝手にいじめられていることにして、
いじめの事実はないという反論が本人から来ると、
「隠している」と人聞きの悪いことを言ったり、
「気づいていないだけ」となまくら呼ばわりするからです。

この反対派は「お前たち別姓夫婦の子どもは
いじめられているんだ」という自分の意見を
押し付けたいから、こんな言いがかりをつける
としか言いようがないです。



最初の選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
「コナン」というハンドルです。
名探偵コナンを意識しているのでしょうか?
そうだとしたら、こんな非論理的で反知性的な人に
名前を使われて、探偵のコナンが気の毒です。

プロフィールを見れば右の人であることは明らかです。
「極端な右も左も少々苦手です」などと
言っていますが、自分がすでに真ん中より
だいぶ右にいることは、自覚できていないようです。

Twitter始めたばかりです。
(^^)フォロワー少しずつ増やせたらと思ってます。
極端な右も左も少々苦手です。
未来の子孫に良い日本を残したいと思います。
日本が攻められたら、どうやって日本を守るのか。
左の人に納得のいく説明をして欲しいのですが、
残念ながら、まだそれは聞けてません。


posted by たんぽぽ at 23:46 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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