内閣府の調査「家族の法制に関する世論調査」を見ました。
世代を5歳単位で区切って、内閣府のサイトのデータより
くわしくしたものがあるので、これを見てみたいと思います。
内閣府の調査データをグラフ化。今回の選択的夫婦別姓訴訟では、「赤」が反対で、「青」と「紫」が賛成になる。60歳以上はほぼ関係ない法改正だが、どの辺を見て「国民の意見が大きく分かれている」と言うのか教えてほしいぞ、総理&法務大臣。 pic.twitter.com/OsMFpeEk66
— 青野慶久 (@aono) 2018年2月14日
これを見ると60歳以下の世代はどれも、
反対の「赤」の割合がごく低いことがわかります。
「選択制なのだから反対する理由なんてない」という、
良識ある判断をするかたが多いということだと思います。
選択的夫婦別姓の反対派こそ、狭量で偏屈な
考えかたをする少数派、ということになるでしょう。
選択的夫婦別姓に反対する人には、「あなたは赤の部分ですよ」と教えてあげたい。
— 青野慶久 (@aono) 2018年2月14日
選択的夫婦別姓に反対する人には、「法改正しても大丈夫。あなたの生活にはほぼ影響ないですよ。むしろいいことがあるかも」と教えてあげたい。
— 青野慶久 (@aono) 2018年2月14日
反対の「赤」の割合がもっとも低い世代は
30-34歳で、10%以下(9%程度)です。
ほかの世代はどれも、反対の割合は15%以上あります。
結婚がもっとも目前の課題となっている世代で、
選択的夫婦別姓に反対するかたが、ほかの世代を引き離して
少ないことは、特筆することだと思います。
結婚が現実の問題となっているかたや、
これからまさに結婚しようというかたにとって、
選択的夫婦別姓が認められて、夫婦別姓が選択できることが
それだけ必要ということを示していることになります。