2018年02月16日

toujyouka016.jpg 家族の法制に関する世論調査(2)

2月14日エントリで、選択的夫婦別姓についての
内閣府の調査「家族の法制に関する世論調査」を見ました。

世代を5歳単位で区切って、内閣府のサイトのデータより
くわしくしたものがあるので、これを見てみたいと思います。



 
これを見ると60歳以下の世代はどれも、
反対の「赤」の割合がごく低いことがわかります。
「選択制なのだから反対する理由なんてない」という、
良識ある判断をするかたが多いということだと思います。

選択的夫婦別姓の反対派こそ、狭量で偏屈な
考えかたをする少数派、ということになるでしょう。


反対の「赤」の割合がもっとも低い世代は
30-34歳で、10%以下(9%程度)です。
ほかの世代はどれも、反対の割合は15%以上あります。

結婚がもっとも目前の課題となっている世代で、
選択的夫婦別姓に反対するかたが、ほかの世代を引き離して
少ないことは、特筆することだと思います。

結婚が現実の問題となっているかたや、
これからまさに結婚しようというかたにとって、
選択的夫婦別姓が認められて、夫婦別姓が選択できることが
それだけ必要ということを示していることになります。

posted by たんぽぽ at 22:42 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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