2018年02月19日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓の世論調査・10代の認識

2月14日エントリ2月16日エントリでご紹介の
内閣府の「家族の法制に関する世論調査」を見ると、
選択的夫婦別姓に「賛成」の割合がもっとも高い世代は
18-19歳で、全体の約6割となっています。



 
18-19歳はどこが少ないかというと「紫」の「通称使用」です。
「反対」の「赤」は20%弱(18-19%くらい)ですが、
ほかの世代と比べても、ほぼ同程度と言えます。

わたしの想像ですが、18-19歳だと社会経験が
あまり多くないので、旧姓を通称として使うことを
周知しているかたが少ないからではないかと思います。

年齢が上がって社会経験が出てくると、
旧姓を通称使用することがどういったものかを知って、
夫婦別姓でなくても、旧姓使用でもやっていけそうだと、
考えるかたが出てくるのではないかと思います。


そうだとすると、年齢が上がって選択的夫婦別姓に
「賛成」から「通称使用」に移った人たちは、
「次善の策」として選択的夫婦別姓を認めてよいと
考えている可能性がじゅうぶん考えられます。

「紫」エリアのかたは「通称使用でじゅうぶんだ、
選択的夫婦別姓は絶対に必要ない」という、
ある種の反対派が想定する人も相当数いるでしょう。
そういう人たちばかりでなく、選択的夫婦別姓も認められる人も、
「紫」エリアには相当数いるということだと思います。

「「通称使用」派は反対派のお仲間?」
「夫婦別姓の世論調査・自民党の姿勢」

posted by たんぽぽ at 23:31 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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