2018年02月28日

toujyouka016.jpg ある落語家の貧困自己責任論

よくある「貧困は自己責任論」です。
「日本は公平な社会が実現している先進国」という、
これまたありがちな認識も合わせて示しています。



 
日本は教育の公的支出が少なく、貧困層にとって
不利が大きいのに、生まれた家庭環境の影響が少なく、
北ヨーロッパの福祉国家並みに公平な国だと
思っている人が多いという奇妙な国です。

「社会的不平等・現実と認識」
「生まれが「モノ」をいう社会」

生まれがモノをいう社会

教育費支出とライフチャンス意識の相関

これはとりもなおさず、最初のツイートのような、
自分の国を客観視できない人が、日本には多いということでしょう。

データえっせい: 生まれが「モノ」をいう社会

「一億総中流」の幻想が残ったまま、社会の階層化・分断が進んだ結果、「みんな大体自分と同じように考えて同じように生きている」と、何の根拠もなく信じている人々が増えたんじゃないかなー、と思ったりする。

2016/04/04 23:29


最初のツイートは桂 春蝶という落語家。
もともと思想が「そちら」の人らしいです。
わたしは落語には詳しくないので、あまりわからないです。

posted by たんぽぽ at 07:02 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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