2018年03月28日

toujyouka016.jpg 理解を得る努力が足りない?

3月24日エントリでご紹介の「しこり」発言のかたは、
選択的夫婦別姓を導入するにあたって、
推進派はもっと「理解を得る努力をして
ソフトランディングで」などと言っています。

 

選択的夫婦別姓は、1996年の法制審議会の答申書から
すでに22年が経過して、現在までに議論もさんざんなされ、
その蓄積は膨大な分量になっています。

これだけの時間と労力を使っているというのに、
まだ「ソフトランディングで」などと言うなら、
あとどれだけ時間と労力が必要なのかと思います。
本当に議論がじゅうぶんなされていないと
思っているなら「周回遅れ」もいいところです。


さらに議論を続けたところで、選択的夫婦別姓の反対派が
まともな主張を提示する可能性はほぼ皆無です。
「夫婦同姓は日本の伝統」とか「子どもがいじめられる」とか、
「国家崩壊の陰謀」とか「在日の通名がどうした」とか、
あいかわらず検討に値しないデマレベルばかりです。


いくら議論を続けても、選択的夫婦別姓の反対派は
検討に値する理由を持ってくることはないでしょう。
いたずらに時間と労力を無駄遣いするだけです。


この期におよんで「推進派はもっと理解を得る
必要がある」とか「ソフトランディングで」などと
言っている人は、おそらく半永久的に選択的夫婦別姓を
理解しないと考えていいと思います。

自分が受け入れられないのを、推進派の理解を得る努力が
足りないことにしているだけだろうと思います。
自分の「理解責任」を相手の「説明責任」に転嫁です。

「理解責任を説明責任へ転嫁」

このような人はいくら説得を試みても徒労に終わる
可能性が高いので、放置するのがよいと思います。
自分の理解責任を果たせる、まとも理解力のあるかたから
理解を得ることを考えたほうが、簡単かつ効果的です。

いまだに「ソフトランディングで」と言っている
「周回遅れ」もはなはだしい人に対して
もっとも効果的なのは、さっさと選択的夫婦別姓を実現して
既成事実を作ることだと、わたしは思います。
彼らの生活への影響なんてほとんどないでしょうし、
すぐにおとなしくなると想像します。


「推進派はもっと理解を得る努力が必要」と言って、
選択的夫婦別姓の推進派に説明をひたすら
要求し続けるのは、反対派(非共存派)がよく使う手です。

彼ら反対派はどんな事実や根拠を見せられても、
はじめから理解する気がない人たちです。
「推進派の説明がふじゅうぶんだ」と言い続けることで、
議論を半永久的に引き延ばすことが狙いです。

「反対派と議論すると... パラノイア的精神状態」
「反対意見の人とも、じゅうぶん議論するべきだ」
「われわれ反対派の意見を排除するべきでない」ということを、
選択別姓反対派は、よく言ってくることがあります。
これは一見「民主的」で、正論のように聞こえます。

しかし、こうした「とんでも」たちと、真正面から議論に応じたら最後です。
いつまでたっても説得できないどころか、おんなじような議論を、
さんざんくり返したあげく「まだ、じゅうぶんな議論がなされていない」と
平然と言われたり、なにがあっても「必要性が自分には伝わってこない」と
強弁され続けて、無限の時間稼ぎをされたりで、
それこそ、ビリーバーたちの「思うつぼ」になるだけです。

反対派このような要求を、推進派が真に受けて
「理解を得る努力」をしたら、反対派の思うつぼです。
いよいよ選択的夫婦別姓は実現しなくなるということです。


最初の「しこり」発言のかたの主張は終始
「推進派はもっと理解を得る努力が必要」という主旨ですが、
議論を無限に引き延ばす反対派の戦略に
加担したいということではないですよね?


15年前にはこのような「しこり」発言のかたの
主張に騙されて「理解を得る努力」をした
選択的夫婦別姓の推進派は実際にいました。
まったくの徒労に終わったことは言わずもがなです。

現在の様子ですが、わたしが見たかぎりでは、
「しこり」発言のかたのような主張に賛同する、
選択的夫婦別姓の推進派はいないようなので安心です。
真に受けて「理解を得る努力」をしたらどうなるか、
この問題に関わるかたはよく理解しているのでしょう。

posted by たんぽぽ at 23:52 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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