諸外国の反応についての『女性自身』の記事をご紹介しました。
「伊藤詩織さん「声」あげ感じた“海外”とのセクハラ意識の違い」
この記事には、イギリスにおける性暴力被害者の
サポートについて、くわしく書かれています。
日本とくらべると、イギリスは格段に充実しています。
イギリスでは、性犯罪専門のトレーニングを
受けた捜査員がいて、ほとんどが女性です。
「私は、自分が性被害に遭って以来、
海外の性犯罪被害のサポート体制を取材し続けています。
特に、イギリスのサポートの厚さには驚かされることの連続でした。
現地の警察では、日本と違って、性犯罪専門の
トレーニングを受けた捜査員がいます。
しかも、ほとんど女性だから話しやすい。
「これくらいは当然」と言いたいところですが、
いくつもの国を調査した上で、イギリスのサポート体制に
驚かされると言っているものと、おそらく思います。
世界的に見ても、イギリス並みの水準でサポート体制が
整っている国は、ほとんどないのだろうと思います。
日本は性犯罪の被害者への対応に
警察自体が慣れていないという指摘があります。
警察官が対応するといっても、実質的にしろうとが
やっているのと同じような状況なのかもしれないです。
詩織さんのケースはこうして葬られようとしているが、日本は、レイプ被害者の対処に警察自体が慣れておらずシステム化されていない、という印象を詩織さんのインタビューから私は受けた。レイプキットの存在を日本人女性の間に徹底認知させるべし。https://t.co/x3EdrnteHR
— TrinityNYC (@TrinityNYC) 2017年9月22日
女性警察官の割合は、イギリスは27%程度ですが、
日本はわずか6%程度です。
「警察官の女性比率と強姦の認知件数」
女性警官率と強姦認知。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2017年10月25日
日印では,事件は闇に葬られる。 pic.twitter.com/NCHmx4CaSd
日本は女性警察官が少なすぎて、性犯罪に対応する
捜査官をほとんど女性にしたり、性犯罪専門のトレーニングを
受けた捜査官を配置できるほどの人数がそもそもいない、
ということかもしれないです。
日本の場合、女性の警察官を増やすところから
始める必要がありそうです。