人命救助のために土俵に上がった女性たちに対して、
「女性は土俵から降りて」とアナウンスした件は、
ニューヨーク・タイムズで記事になっています。
「Women Barred From Sumo Ring, Even to Save a Man’s Life」
(人命救助のためでも、土俵から締め出される女性。)
NYタイムズでは日本の夫婦同姓制度で多くの女性が自己の姓を諦めていることや女性政治家の少なさ、女性が天皇になれないこと、妊娠を告げた保育士などのエピソードを紹介しながら批判的に報道。 https://t.co/pOqmUPjeKN
— 🇻🇦Maggy🇻🇦 (@maggy_xyz) 2018年4月5日
ああ恥ずかしい。こうやって時代に行き遅れた国っていう認知が海外で広まれば、ばかのひとつ覚えみたいに伝統伝統いう鬱陶しい輩が黙るだろうか。 https://t.co/aVxDi0NUEQ
— かぼす (@fufubessei) 2018年4月6日
ニューヨークタイムズの記事は、日本社会はさまざまな場面で
ジェンダー差別が横行していることに触れています。
いい加減国際社会の常識的になっていることですが、
日本のジェンダー差別は、ますます国際社会において、
よく知られることになっていくようです。
Women in Japan face myriad obstacles to equality.
A law requiring that married couples share a surname means
that the vast majority of women must give up
their names after their weddings.
Japan has one of the world’s worst records for women in politics.
Women cannot sit on the Imperial throne.
Earlier in the week, news emerged of a private day care center
where a supervisor scolded a female employee for reportedly
getting pregnant before it was her “turn.”
日本の女性たちは、ジェンダー平等をさまたげる
いくつもの障壁に直面する。
結婚の際には必ず夫婦同姓となることが法的に定められていて、
大多数の女性が結婚改姓することを余儀なくされる。
日本は政治分野における女性の活躍が、
もっとも遅れた国のひとつでもある。
また女性は天皇になることができない。
ある保育所で自分の「番」になる前に
妊娠したことを告げた女性従業員を上司が非難した
というニュースが、今週のはじめには明らかになった
選択的夫婦別姓が認められないことに言及があるのは、
わたしとしてはとても結構なことです。
伊藤詩織さんの件をはじめ性暴力や性犯罪に関することも、
書いてくれればもっとよかったと思います。
女性は穢れがあるから土俵に乗れないなんて、
差別的因習をいまだに続けている競技が、
日本の国技というのも、ある意味象徴的だと思います。