子どもの苗字は出生時ごとに決めることになっています。
これまで野党が共同提出してきた内容と同様です。
「野党、選択的夫婦別姓法案を提出」
時事通信の記事は短いので全文引用します。
立憲民主党など野党5党1会派は14日、
選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を衆院に共同提出した。
夫婦が姓を統一するか別姓にするか選べるほか、
別姓夫婦の子どもは出生時の協議で
どちらかの姓に決定することを盛り込んだ。
提出後、国会内で記者会見した立憲の山尾志桜里衆院議員は
「選択を奪われている少数者の人権を
しっかり保障する」と法案の意義を説明した。
野党案は個人の尊厳とジェンダー平等に基礎を置いています。
それゆえ子どもの苗字は出生ごとであり、
父母のどちらの苗字でもつけられることになります。
https://cdp-japan.jp/news/20180615_0609
同法案は個人の尊重と男女の対等な関係の構築等の観点から、
選択的夫婦別氏制を導入するものです。
法制審議会の案は、子どもの苗字は婚姻時に届け、
父母のどちらかに統一するというものです。
子どもの苗字が選べる野党案のほうが、優れていることになります。
「子の苗字を統一?」
「夫婦別姓・子の姓の議論」
法案の提出者は山尾志桜里になっています。
言わずとしれた「保育園落ちた」の匿名記事を国会で取り上げて、
待機児童や保育士の問題をクローズアップしたかたです。
今後は山尾志桜里が、選択的夫婦別姓法案に関しては、
中心的役割を果たすということかもしれないです。
ぜひ健闘していただきたいと思います。
提出者の山尾志桜里衆議院議員は、
「内閣府の世論調査の結果でも賛成が反対を上回っている。
選択的夫婦別姓は、少数派への配慮という意味でも非常に重要。
最高裁では残念ながら認められなかったが、女性裁判官は全員賛成。
その意味では、内閣による指名・任命も問われている。
維新の党や公明党の議員も法務委員会で
選択的夫婦別姓を進める議論をしており、
あとは自民党だ」と再提出の意義を説明しました。
付記:
立憲民主党の記事をリンクしているツイートを見ると、
山尾志桜里をdisる選択的夫婦別姓の
反対派のツイートが、やけにたくさんついています。
選択的夫婦別姓は山尾志桜里がとくに目立っている、
ということはないし、なぜに?と思ったのでした。
提出者の代表で、記事で名前が出ていたからのようです。
「選択的夫婦別氏法案」を5野党1会派で衆院に提出 #立憲ニュース📢https://t.co/Ti7VnnZRop
— 立憲民主党 (@CDP2017) 2018年6月15日