2018年10月05日

toujyouka016.jpg 片山さつき・デマを流すイメージ

第4次安倍改造内閣で、片山さつきの入閣が決まりました。
今回初入閣です。



 
片山さつきは「ああいう人」ですから、
さっそくあちこちで批判が出てきています。



片山さつきというと、わたしはデマを流す人という印象があります。
そのたびに批判されますが、次の機会には性懲りもなく
同程度のレベルのデマを流して、また批判されます。
そんなことばかりやっているというイメージです。

2014年に御岳山が噴火したとき、民主党の事業仕分けによって
御岳山の監視体制が削減された、というデマを流しました。

「御岳山・事業仕分けのデマ」

2016年にNHKで子どもの貧困の特集番組が
放映されたとき、取材を受けて出演した高校生が、
デマレベルの情報にもとづいてネットでバッシングされました。
片山さつきはこのバッシングに便乗し、
NHKに説明を求めるとまで言いだしたのでした。

「子どもの貧困とバッシング」
「子どもの貧困とバッシング(2)」


2016年の女子差別撤廃委員会の日本審査における
勧告が気に入らなかった右翼たちは、
林陽子氏の委員長解任を要求してきました。

女子差別撤廃委員会の委員は、自分の国の審査には
加われないので、林陽子氏は日本の審査には
関与しておらず、まったくの理不尽な言いがかりです。
この言いがかりに片山さつきは賛同し、
林陽子氏に対する不当な解任要求に加担をしました。

「林陽子への不当解任要求」

しかも林陽子氏は日本審査に関われないことを、
片山さつきは承知の上で、解任要求に賛同したのでした。
言いがかりだとわかって便乗したということです。

「【NGO】「慰安婦」への謝罪勧告に不服の団体、女性差別撤廃委員長解任を求め署名 11月16日」
国連の委員は出身国報告書審査には関われないことになっており、
林委員長も日本政府報告書審査には一切関わっていない。
片山議員はそのことを承知で林委員長の解任を求めており、極めて不当である


片山さつきは東大卒業で官僚出身という
知的レベルなのに、なぜこんな低レベルなデマを
何度も信じるのかと思うかたもいると思います。
デマを批判されるともっともらしく謝罪をしますが、
しばらくすると前の謝罪を忘れたかのように、
同じようなレベルのデマを流して批判されます。

実は、片山さつきはデマだとわかっていながら、
わざと流すのではないかと、わたしはちょっと思っています。
林陽子氏に対する不当解任要求の件はわかっていました。
ほかもデマだとわかっていた可能性は考えられます。

何度も性懲りもなく低レベルなデマを流すことや、
それに対する反省がなさげことは、これでいちおう理解できます。
デマを流す動機は、もちろんそのようなデマを
事実だと思いたい人たち、より具体的には
「ネトウヨ」の歓心を買うためでしょう。

なぜ片山さつきはネトウヨの歓心を買おうとするのか、
その理由も推測できなくもないですが、
あまり憶測を重ねるのもよくないので、ここでは控えます。


片山さつきがネトウヨの歓心を買うことを
こころよしとしていることは根拠があります。
かねてからネトウヨレベルの無知と偏見にもとづく
排外主義思想を展開しているからです。

大津のいじめ事件の学校でハングルの授業があったとか、
もと従軍慰安婦のかたに対する見舞金は必要ないとか言ったり、
朝鮮学校を高校無償化の対象にすることに反対したり、
生活保護問題で自分がバッシングした河本準一氏に
「朝鮮学校の弁護士」がついたと言ったりするからです。

「自民のリテラシーの劣化」

これらの主張もネトウヨ諸氏に受けるために、
ネトウヨと同じ旗を振っているということだと思います。
「狂人の真似だと言って東大路通を走る人は狂人」らしいので、
片山さつきもすでにご自身がネトウヨなのでしょう。

https://anond.hatelabo.jp/20170726215433
自分たちはつまらない理由でネトウヨ扱いされた、
だからネトウヨを名乗ってトンチキなことを
言い募ってやる!と言わんばかりの連中である。

本人はネトウヨ認定したほうが悪いと思い込んでいるのかもしれないが、
申し訳ないが狂人の真似だと言い張って
東大路通を走る人間は京大生でなければ狂人である。
京大生でも狂人かもしれない。

posted by たんぽぽ at 23:18 | Comment(0) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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