「四条烏丸(旧:もも281)」は、「選択的夫婦別姓の実現が
必要なら、推進派はツイッターで反対派を叩いていないで、
政治家や市民団体に訴えろ」などと言っています。
べつのところでは「選択的夫婦別姓なんて
ネットで一部の人たちが主張しているだけ」とも言っています。
選択的夫婦別姓の推進派はネット以外では
なにも活動をしていないと言わんばかりです。
ツイッターユーザーが影響力ないならなぜ絡んでくるのか?理由はツイッター反対派を叩くのが三度の飯より楽しいだけだから(苦笑)、本当に必要なら影響力ある政治家や市民団体に直接抗議するわな https://t.co/LaKJ5Qq5DI
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年10月1日
いや、認知度がひくいからですよ。だからまだ現実感がない。夫婦別姓なんて一部のフェミニストがネットで主張してるだけの段階だから。政治家だってほとんど言及してない。
— 四条烏丸 (@nanaarek20) 2018年8月14日
ツイッター以外の推進派の活動なんていくらでもありますよ。
最近顕著なのは、裁判に訴えるというものです。
サイボウズ社長の青野慶久氏らによる提訴は
かなり話題になっていると思います。
ほかにも3件の夫婦別姓訴訟が審理中になっています。
「夫婦別姓訴訟・4件が同時に審理」
政治家を対象としたものとしては、
議員を囲んでの院内集会、個別に議員と会ったり
手紙を出したりのコンタクト、選挙のときに
選択的夫婦別姓の実現を公約にしている
政党や候補者への投票の呼びかけがあります。
メディアの取材を受けて記事になることもあります。
個人でブログやサイトを作って情報発信するかたもいます。
有名人であれば、自分の出演する番組で
選択的夫婦別姓を話題にすることもあります。
推進派のさまざまな活動のことは、前にお話ししています。
「四条烏丸」は忘れてしまったのでしょうか?
「過激な選択的夫婦別姓推進派はだれ?」
選択的夫婦別姓の推進派のかたたちの
活動として最近顕著なのは、裁判に訴えるということです。
これらは正当な法的手続にのっとっているし、
「恫喝訴訟」というわけではぜんぜんないです。
「夫婦別姓訴訟・青野慶久が提訴」
「夫婦別姓訴訟・青野慶久らが提訴」
「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
政治家を対象としたものとしては、よく行なうものとして、
議員を囲んでの院内集会があります。
それ以外にも、個別に議員と会ったり、手紙を出したりして、
コンタクトを取っているかたもいます。
選挙のときには、選択的夫婦別姓の実現を
公約にしている政党への投票を呼びかけるかたもいます。
夫婦別姓の実践者や希望者のかたが、
メディアの取材を受けて、それが記事になることもあります。
個人でブログやサイトを作って情報発信しているかたなら、
わたしも含めてたくさんいます。
池上彰氏のような独自のメディアを持つ有名人であれば、
自分の出演する番組で、選択的夫婦別姓を話題にすることもあります。
「池上彰・夫婦同姓の問題点を語る」
「日本とフランス・事実婚の目的と権利」
「池上彰・夫婦同姓の問題点を語る(2)」
このほかにも、選択的夫婦別姓を理解してもらうために
記事を書くかたはたくさんもいます。
選択的夫婦別姓に関係する独自のアンケート調査を
メディアが行なうことも多々あります。
「推進派はツイッターの議論だけやっているな、
選択的夫婦別姓を実現したいなら、現実社会で政治家に訴えろ」
という主旨のことを言う反対派は、ときどきいるようです。
前にもこんな人がいました。
「推進派は文句を言うばかり?」
選択的夫婦別姓制度
— もりぞー (@AJshJEUBB80Bbpk) 2018年1月20日
賛成者は反対派に文句言うてばっかで何か変わったか?
変わってきた歴史があるのか?
そのエネルギーを政治家の圧力に変えていこうよ
国の仕組みを変えれるのはそこだけ
何もサイボウズの青野さんだけがムーブメントじゃないよ
俺達にも出来ることがきっとあるはず
わんわんさんはここに書けないくらいたくさんたくさん活動されてる方なんですよ。議員さんにもたくさん陳情したり、手書きの手紙を書いて自民党の議員に会ったりね。
— みけももᓚᘏᗢ (@fumofumo2shippo) 2018年1月20日
他の方も長年地道な活動をしてきた尊敬できる方たちなんです。
私なんか始めたばかりですよ。
このような反対派は、選択的夫婦別姓の推進派を
見かける場所が、ほとんどネットもしくは
ツイッターだけではないかと思われます。
それゆえ推進派はツイッターでの発言以外に
なにもしていないと思うのではないかと思います。
「推進派はツイッターで反対派を叩いているだけ」などと
言っている反対派の認識は、自分がツイッターでしか推進派を
知らないという、自身の見聞の狭さの反映ということです。
「四条烏丸」は「過激な推進派の例を出せ」と言われて、
ツイッターしか出せない「ツイッター弁慶」です。
「ツイッターではなくもっと広い世界から例を出せ」と
言われても、やはりツイッターしか例を出せない
「筋金入りのツイッター弁慶」です。
「ツイッターだけが世界なのか?」
「ツイッターだけが世界なのか?(2)」
そんな「四条烏丸」であれば、選択的夫婦別姓の
推進派なんて、ツイッターでしか見ないでしょうし、
それでツイッターでしか推進派は活動していないと
思い込んだとしても、さもありなんだと思います。
「四条烏丸」さん、あなたが知らないところでの、
選択的夫婦別姓の推進派の活動もたくさんあります。
自分が「筋金入りのツイッター弁慶」だからといって、
他人もツイッター弁慶だと思わないでくださいね。