よりくわしいことがわかり始めました。
2017年度と2018年度の一般入試で、
本来なら合格圏に達していた69人が
点数操作で不合格となっていることがわかりました。
このうち55人が女子、14人が4浪以上です。
「東京医大、女子55人が不正入試で不合格 第三者委公表」
(はてなブックマーク)
「<東京医科大>不正入試で女子55人が不合格に 2カ年で」
東京医科大は23日、同大の不正入試について
調査をしている第三者委員会(委員長=那須弘平・
元最高裁判事)の1次報告書を公表した。
それによると、女子受験生に対する不利な得点操作などをした結果、
2017年度と18年度の一般入試では、
本来合格していた計55人の女子が不合格にされていた。
報告書は同大が追加合格の判定を行ったうえで
結果を公表し、新たに合格者となった受験生には
補償などの対応をするよう求めている。
不正がなかった場合の成績を再現した結果、
女子の合格者は17年度は99人から110人に、
18年度は69人から113人に増えたと指摘した。
点数操作には当時の学長の考えが反映された可能性があります。
どれだけの女子の受験者を不合格にするのか、
学長の判断でいくらでも変化しうるということです。
点数操作がきわめて恣意的であることを、
あらためて示していると言えます。
18年度の方が、不正で不合格となった女子が多い
理由について報告書は、当時の鈴木衛学長
=贈賄罪で在宅起訴=が「去年は女性が多かったから、
今年は男性を多く取りたい」と発言したと指摘。
「鈴木氏の考えが、影響を与えたと理解することもできる」とした。
最後の2年だけで、合格圏に達していたのに
不合格になった女子受験生は、55人もいたのでした。
毎年数十人規模で、不当に不合格になってことが考えられます。
もっとむかしに不当に不合格にされた
受験生を含めたら、どれだけになるかと思います。
むかしに遡って調査しろという意見もあります。
どのくらい過去まで遡れるのかと思います。
おそらく資料が残っていなくて、
調査できなくなっているのではないかと思います。
全貌は残念ながら永遠にわからないままでしょう。
氷山の一角。もっと年度を遡って調査しろ。他大学も一斉調査しろ。 / “東京医大、女子55人が不正入試で不合格 第三者委公表:朝日新聞デジタル” (3 users) https://t.co/Irnd16ehdt
— 論理学好き (@infologicmation) 2018年10月23日
合格圏に達していたのに、点数操作によって
不合格となった受験生が69人いるということは、
同時に合格圏に達していないのに合格となった
受験生が同じ数の69人いるということです。
医師会は基本的に医師の増員には消極的です。
その理由のひとつに医師の質を落としたくないことがあります。
点数操作によって入試の成績がより低い受験生を
入学させていたという、あきらかに医師の質を下げる
ことをしていたことは、どう考えるのかと思います。
東京医大、女子55人が不正入試で不合格 第三者委公表:朝日新聞デジタル本来不合格の高下駄で合格した男子が同じだけいるんだよな。「質は絶対落とせない」ゆうて増員要請はねつけてきた医師会はどう整合性とるんだろ
2018/10/24 06:32