にせ科学批判がネトウヨと関連づけられて見られる
問題についての匿名記事ですが、にせ科学批判に
かかわっているかたで、記事の指摘を真摯に
受け止めたかたもいることはいます。
「ニセ科学批判とネトウヨが結び付けられるようになったことについて」
(はてなブックマーク)
読み返して、私がニセ科学批判をしていて一部の人達に感じていた違和感と共通性があり、う〜むとなった。特に放射能デマ批判が始まってから数年後に大きく軸がずれていき、左翼叩きに傾き始めて全体的に保守色が強い雰囲気になっていきました。https://t.co/lS9401MyeN
— 片瀬久美子🍀 (@kumikokatase) 2017年7月27日
結局の問題は「他人(特に左派)を見下したいために上っ面だけ科学的態度を装う」という人間がネット上で声が大きいという問題に尽きるのよね…>ニセ科学批判とネトウヨが結び付けられるようになったことについて https://t.co/881nw6DvKf
— 後藤和智@弘前りんご同人祭-C4/友の会委託予定/文フリ東京-キ51,52 (@kazugoto) 2017年7月27日
これらはツイートの文言から察することもできますが、
かねてから匿名記事と同じような問題意識を抱いていて、
匿名記事を読んであらためてそれを確認した、
という感じのかたたちだろうと思います。
匿名記事で自分のことを言われたとは、
たぶん思っていないのではないかと想像します。
自分の位置付けが匿名記事の中でどうなっているか、
気になるかたもいらっしゃります。
匿名記事を書いたかたも、批判対象のにせ科学批判の人の中には
入れていないだろうと、わたしは想像します。
私もニセ科学批判をしていますが、これを書いた人から見て私はどういう位置づけになると思われているのだろうか。ちょっと興味がありhttps://t.co/lS9401MyeN
— 片瀬久美子🍀 (@kumikokatase) 2017年7月27日
匿名記事が批判対象として念頭に置いている
にせ科学批判の人、とくに右寄りの人や右側に親和性の
ある人たちで、現在自分がおちいっている問題点に
気付かされたとして、自分をかえりみた人は、
11月2日エントリでお話したようにいないようです。
「またにせ科学批判の右傾化問題」
このような「自分をかえりみる」というのは、
公開の場ではっきりとは言いにくいことではあります。
それゆえ自身を見直しあらためようとしているけれど、
公開ではなにも言っていないかたも、いるのかもしれないです。
それでも匿名記事の批判対象に該当する
にせ科学批判のかたで、記事の指摘を真摯に受け止めて
みずからをかえりみた人は、はっきりと確認できるかたちでは
どこにも見当たらないようです。
「聞く耳を持つ人は、聞く必要がない人」
「聞く必要がある人は、聞く耳を持たない人」という、
一般則はここでも成り立っているようです。