2018年11月20日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓で子どもがいじめられる?

11月9日と11月11日エントリの続き。

「親が夫婦別姓・子どもの本音
「親が夫婦別姓・子どもの本音(2)」
「理解する気がないのに訊く人」

「Withnews」の夫婦別姓の家庭で子ども時代を
育ったかたたちによる、座談会記事です。

「親が夫婦別姓、子どもの本音を聞いてみた「困ることはない。以上」」
(はてなブックマーク)

 
次は選択的夫婦別姓の反対派の主張としては定番である、
「夫婦別姓だと子どもがいじめられる」です。

「選択的夫婦別姓が導入されて、父母の名字が違うと
子どもがいじめられる」という意見もよく見られます。
これについてはどう思いますか?

ひとりのかたが、中学校時代の上級生の中に、
いじり半分で母の名字で呼ぶ人がいたと言っています。

みんなの当たり前が「結婚=名字が同じ」なので、
説明するのが大変なんですよね。
中学校の頃の先輩には、いじり半分で、
母の姓の「百瀬」で呼んでくる人もいました。

いじめる人たちって、名字だけじゃなく、
人と違う点が何かあるとそこを見つけていじってくる。
それはストレスでした。

こういう人は、遺憾ながらおとなの中にもいます。
結婚改姓しない女性を見ると、夫の名字を名乗らないのが
気に入らなくて、わざと夫の名字で呼ぶ人なんて、
見たり聞いたりしたことがあるかたは、
これをご覧の中には多いのではないかと思います。

ようは選択的夫婦別姓に反対していて、
結婚改姓しない女性を攻撃することで、
自分の不満を解消しようということです。

子どものいじめはおとな社会のひずみが
凝縮されたものであることが多いです。
いじり半分だった中学校時代の上級生も、
選択的夫婦別姓に不満があったのかもしれないです。


これが「親が夫婦別姓だと子どもがいじめられる」という
事例ということになるのでしょうか?
反対派(非共存派)はこのようなことがあるからと言って、
選択的夫婦別姓に反対するのかと思います。

いじめはいじめる側の問題であり、
いじめる側が変わることで解決することです。
この場合は、いじり目的でハラスメントをする
上級生の責任であり、選択的夫婦別姓に反対する人が
自分の考えや言動をあらためることです。


回答しているかたは「人と違う点が何かあると
そこを見つけていじってくる」と言っています。
彼らにとってはいじめることが目的であり、
名字はその口実というだけだということです。

かりに親が夫婦同姓になったところで、
いじめる人はほかの理由を探していじめるから、
本質的な解決にはならないということです。
解決する見込みが薄いのに、親が改姓の負担をするのは、
まったく得策ではないです。

このケースでは、親に夫婦同姓になってほしいと、
子どもがぜんぜん思っていないです。
子どもがいじめの解決手段として望んでいないのに、
あえてその手段を実行させようとする
必要と意義がわからないです。


最初に回答しているかたは、
「みんなの当たり前が「結婚=名字が同じ」なので、
説明するのが大変」とも言っています。
事情をわかるように説明することが難しいから、
いじられることもあるということです。

親が夫婦別姓を選択したことを簡単に説明できれば、
名字のことでいじられることはないだろうと
ほかのかたがコメントしています。

選択的夫婦別姓よりも、今の事実婚の方が
いじられやすいんじゃないでしょうか。

法律婚の方がスタンダードだという社会だから、
「事実婚」があんまり理解できず、デリカシーなくズカズカ聞いてくる。

別姓が導入されて「うちの親は結婚して、
別姓を選択したんだよ」とストレートに説明できるようになれば、
逆にいじられる要素が減ると思います。

名字のことを簡単に説明できるためには、
選択的夫婦別姓を導入すればよいです。
よってこの場合、もっとも本質的な解決策は、
選択的夫婦別姓の導入、ということになります。

posted by たんぽぽ at 06:15 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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