2018年11月23日

toujyouka016.jpg 差別と言わないメリットはない

11月4日エントリの続き。

「選択的夫婦別姓に反対することは差別や
人権侵害だ」と言わないことで、推進派にとって
どんなメリットがあるかを示せと、「四条烏丸(旧:もも281)」を
はじめとする反対派諸氏に、わたしはお尋ねしました。

「四条烏丸」はこのエントリを取り上げて
ツイートしたので、関心はあるものと思います。

 
「四条烏丸」は最初は「たんぽぽはどうしても
反対派と議論したいらしい」などと言ってきました。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)と
議論がしたいなんて、わたしは思っていないです。
反対派ははじめに結論ありき、どんな理屈や根拠を
しめしても絶対に理解しない、頑迷極まりない人たちです。
まともな議論がそもそもできないです。

「説得されない選択的夫婦別姓反対派」
「反対派と議論すると...」
「自民党法務部会の実態」

反対派と議論する(議論している体裁で発言する)のは、
第三者に対して選択的夫婦別姓問題に対する
適切な情報を提示することが目的です。
また反対派を批判することで、選択的夫婦別姓に反対する
自信を削る可能性を期待しています。

「事実に反する発言の撤回を要求します」
「ツイッターに影響はありますが?」

このお話は何度もしているのですが、
「四条烏丸」はいまだに理解できないのかと思います。


つぎに「四条烏丸」は、「たんぽぽは都合が悪くて
回答できないことは無視して逃げる」などと言ってきました。


「都合が悪くて回答できないことは無視して逃げる」のは
「四条烏丸」のことだと思います。
いや、後半が違っているかもしれないです。
「四条烏丸」の場合は「無視して逃げる」ではなく
「誹謗中傷しながら逃げる」だからです。


そのつぎに「四条烏丸」は「あまりにばかなことを
言っている」などと言ってきました。


自分にメリットのない戦略を採る意義がないなんて、
あたりまえのことだと思います。
他人に特定の戦略を取らせるなら、
その他人にメリットがあることを示して当然です。
いったいどこが「ばかなこと」なのかと思います。


現時点で最終的な「四条烏丸」の回答は以下のツイートです。
「最高裁で夫婦同姓の強制に合憲判決が出たから、
選択的夫婦別姓に反対しても人権侵害でないので、
推進派に人権侵害と言わせないメリットはない」です。


わたしからお尋ねしているのは
「推進派にとってのメリット」であって、
「反対派にとってのメリット」ではないです。

「反対派のメリットは訊いていない」

最高裁で夫婦同姓の強制に合憲判決が出たことは、
選択的夫婦別姓に反対することが
人権侵害にならないことを示さないことは、
11月14日エントリでお話しています。

「女子差別撤廃条約と最高裁判決」

女子差別撤廃委員会は、最高裁が合憲判決を出した
夫婦同姓の強制を「差別的法規」としています。
そして日本は憲法98条の2項にもとづき、
批准した女子差別撤廃条約を守って、
選択的夫婦別姓を導入しないことを差別であり
人権侵害であると、理解する責務があります。


「四条烏丸」は、推進派が「選択的夫婦別姓に反対することは
差別や人権侵害」と言わないことのメリットを
示す気はまったくない、ということになるでしょう。

ほかの選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)たちは
この件についてはなにも言わないようです。
やはり推進派のメリットは示せないということでしょう。

それならば「差別や人権侵害」と言わないことで
推進派にメリットはないと、考えることになります。
わたしとしては遠慮なく必要になりしだい、
「選択的夫婦別姓に反対することは差別や人権侵害」
と言うまでのことです。

「差別や人権侵害」と言うことの推進派のメリットや、
言わないことのデメリットは、すでにお話しています。

「差別と言わないメリットを示せ」

posted by たんぽぽ at 08:35 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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