2018年12月12日

toujyouka016.jpg 選択的夫婦別姓反対は人権侵害(6)

「選択的夫婦別姓に反対しても差別や
人権侵害でない」なんて、荒唐無稽なことを言っている人を
そういえば、あまり見たことないですね。

言っているのは、ツイッターで息巻いている
一握りのネトウヨくらいではないかと思います。

 

「選択的夫婦別姓に反対することは人権侵害だと
言う人はほとんどいない」などと言って、
「四条烏丸」は揶揄と嘲笑をしています。

それなら「選択的夫婦別姓に反対することは
人権侵害でない」と言う人は、もっと少ないと思います。
明言する人が少ないことは揶揄の対象だと言うなら、
「選択的夫婦別姓に反対しても人権侵害でない」と
思っている人たちこそ、揶揄されることになります。


選択的夫婦別姓に反対することは「人権侵害だ」と
言っている人より、「人権侵害でない」と
言っている人のほうが多いと「四条烏丸」はお考えなら
「人権侵害でない」と言っている人の
具体的な例を挙げていただきたいです。

わたしは10月25日エントリで、「選択的夫婦別姓に
反対することは差別や人権侵害だと言っているかたは
これだけいる」という具体例を挙げています。

「選択的夫婦別姓反対は人権侵害(3)」
「選択的夫婦別姓は人権問題」

1. 女子差別撤廃委員会からの勧告
2. 女子差別撤廃委員フォローアップに対するNGOからの返信
3. 2017年衆院選の立憲民主党の公約
4. 2015年12月放映のNHKクローズアップ現代
5. 2015年11月2日朝日新聞、千葉景子氏のコメント
6. 2016年5月の日本弁護士連合会主催の院内集会
7. 2016年8月24日の『マガジン9』

これに対して「四条烏丸」は、「これしか主張していない」
「数も少ない」と、また嘲笑をしてきたのでした。


それなら「選択的夫婦別姓に反対することは
人権侵害でない」と言っている人を「四条烏丸」は
もっとたくさん挙げられると思います。
「人権侵害でない」と言っている人が多いことを、
ぜひしめしていただきたいと思います。


「選択的夫婦別姓に反対することは人権侵害だ」と
言う人がかりに本当に少なかったところで、
「四条烏丸」はなんだと言いたいのかと思います。

ツイートの最後の意味不明な文章から考えて、
「人権侵害だと言う人が少ない=人権侵害でない」でしょう。
それなら「人権侵害でないと言う人がもっと少ない=
選択的夫婦別姓に反対することは人権侵害」です。

「選択的夫婦別姓に反対することは人権侵害でない」と
「四条烏丸」は主張するなら、「人権侵害でない」と
言っている人は「人権侵害だ」と言っている人より
たくさんいることを示すことです。

「人権侵害でない」と言っている人が
「人権侵害だ」と言っている人より少なければ、
「四条烏丸」の理屈によれば「選択的夫婦別姓に
反対することは人権侵害」になります。



付記:

それ以前に「言っている人が多いか少ないか」という
「多数決」で正しいか正しくないかを判断することの
問題がありますが、いまは置いておきます。

posted by たんぽぽ at 22:40 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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