総務省統計局が、毎年こどもの日にちなんで、
子どもの人数と割合についての調査を発表しています。
今年も発表されたので、見てみたいと思います。
「我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)」
今年2019年の子どもの人口は、1533万人です。
昨年の2018年は1533万人でした。
1982年以来、38年連続で減り続けています。
今年も最低記録と連続記録を更新です。
あと2-3年ほどで、1500万人を割り込む可能性があります。
総人口に占める子どもの割合は、2019年は12.1%です。
こちらも1975年以来、44年連続の減少で、
今年も最適記録と連続記録を更新しています。
2018年は12.3%、2017年は12.4%でした。
こちらもあと2-3年ほどで(早ければ来年にも)、
12%を割るのではないかと思います。
現在産まれる子どもたちの親世代は、1980年代産まれです。
すでに子どもの数が減り出して、少子化が社会問題に
なり始めた時代に産まれた人たちです。
今後は親世代がどんどん減っていくということです。
そうなると少々出生率が上昇した程度では、
子どもの数や割合は増えないことになります。
ますます子どもの減少に拍車がかかると予想されます。
付記:
昨年2018年と、おととし2017年は、
なぜかこのブログで取り上げる機会を逸して、
4ヶ月も経った9月にエントリを書いていました。
「子どもの数が37年連続減少」
「子どもの数が36年連続減少」
今年は、3ヶ月以上の更新休止にもかかわらず、
機会を逃さずに、5月のうちにエントリを書きました。
(文章量は短いけれど。)