2019年05月14日

toujyouka016.jpg 打越さく良、参院選新潟選挙区で出馬

今度の参院選の新潟選挙区(定数1)に、
弁護士の打越さく良が出馬することになりました。
立憲民主党が推進を決め、野党統一候補となっています。

「立憲、参院選で打越さく良氏推薦 新潟選挙区」
「打越氏が野党各党統一候補で合意」

 
立憲民主党は26日、今夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に
新顔で弁護士の打越さく良(ら)氏(51)を推薦することを決めた。
また、参院選比例区で使う略称を「りっけん」にすることも決めた。
この中で、立憲民主党がすでに推薦を決めている
弁護士の打越さく良氏について、選挙で訴える政策や選挙戦略について
およそ2時間に渡って協議し野党各党は、
打越氏を統一候補として支援することで合意しました。

東京医科大学で、入学試験の点数操作によって
女子受験生の合格者を減らしていたことを契機に、
「医学部入試における女性差別対策弁護団」が
結成されましたが、打越さく良氏
この弁護団の共同代表をつとめています。



2018年5月に提訴された第二次夫婦別姓訴訟でも、
打越さく良氏は弁護団の副団長をなさっています。

「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
「別姓訴訟を支える会」

副団長 打越 さく良(うちこし さくら)

再び立ち上がると、待ってました!と
たくさんのエールをいただき、感激しています。
自分の姓のままで結婚したいカップルの選択肢も
尊重するのは、世界の潮流。
不寛容な社会から脱却して、今度こそ民法改正へ!

2011年1月に提訴され、2015年に最高裁大法廷回付
残念ながら原告棄却となった、第一次夫婦別姓訴訟では、
打越さく良氏は弁護団事務局長をつとめました。



打越さく良氏は選択的夫婦別姓をはじめ
さまざまなジェンダー問題で精力的な
活用を続けていたかたであり、そうしたかたが、
参院選で出馬するということです。
当選すれば、選択的夫婦別姓の実現など
ジェンダー問題の解決に向けて期待できると思います。

打越さく良氏は野党統一候補ですが、
はじめは立憲民主党が推薦していました。
選択的夫婦別姓の実現やジェンダー問題に対する
立憲民主党の「本気度」は、やはり従来の政党より
ずっと高いと考えていいでしょう。



付記1:

『マガジン9』に掲載された選択的夫婦別姓に関する、
打越さく良氏へのインタビュー記事です。

「「選択的夫婦別姓」はなぜ今もって認められないのか?−−別姓訴訟と24条」
「家族内の個人の自由と尊厳を守る。そんな24条が、平和な社会を支える」

わたしのブログでも取り上げたことがあります。
このとき立憲民主党の公式ツイッターが
このインタビュー記事を取り上げていました。
いまから1年と4ヶ月前の2018年1月ですが、
立憲民主党はすでに関心があったようです。

「夫婦別姓・少数派の権利と世論調査」



付記2:

打越さく良氏は『Love Peace Club』に
次のような記事を載せてもいます。
「少子化対策」と言うと、とつぜん「若年女性」に
関心が高まることへの苦言で、
「日本創成会議」の調査を意識したものです。

「第4回 「少子化対策」というと「若年女性」に突如関心」

わたしのブログでも取り上げたことがあります。

「地方から女性が消える」
「少子化対策・過去の愚策」

posted by たんぽぽ at 06:47 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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