弁護士の打越さく良が出馬することになりました。
立憲民主党が推進を決め、野党統一候補となっています。
「立憲、参院選で打越さく良氏推薦 新潟選挙区」
「打越氏が野党各党統一候補で合意」
立憲民主党は26日、今夏の参院選新潟選挙区(改選数1)に
新顔で弁護士の打越さく良(ら)氏(51)を推薦することを決めた。
また、参院選比例区で使う略称を「りっけん」にすることも決めた。
この中で、立憲民主党がすでに推薦を決めている
弁護士の打越さく良氏について、選挙で訴える政策や選挙戦略について
およそ2時間に渡って協議し野党各党は、
打越氏を統一候補として支援することで合意しました。
東京医科大学で、入学試験の点数操作によって
女子受験生の合格者を減らしていたことを契機に、
「医学部入試における女性差別対策弁護団」が
結成されましたが、打越さく良氏は
この弁護団の共同代表をつとめています。
(末席に座ったはずが、目立ってしまった…)。
— 打越 さく良 (@sakurauchikoshi) 2018年10月24日
それはともかく、頑張らねばです。
東京医大、元受験生20人が成績開示など集団請求へ 「史上まれにみる悪質差別」|弁護士ドットコムニュース | https://t.co/NyEGqCVxiR
2018年5月に提訴された第二次夫婦別姓訴訟でも、
打越さく良氏は弁護団の副団長をなさっています。
「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
「別姓訴訟を支える会」
副団長 打越 さく良(うちこし さくら)
再び立ち上がると、待ってました!と
たくさんのエールをいただき、感激しています。
自分の姓のままで結婚したいカップルの選択肢も
尊重するのは、世界の潮流。
不寛容な社会から脱却して、今度こそ民法改正へ!
2011年1月に提訴され、2015年に最高裁大法廷回付で
残念ながら原告棄却となった、第一次夫婦別姓訴訟では、
打越さく良氏は弁護団事務局長をつとめました。
一次 #選択的別姓別姓 訴訟弁護団の打越さく良氏が新潟県で参議院選挙出ますね‼ #立憲民主党 が主導し擁立したとのこと。私は #枝野幸男 代表が本気なんだと信じてます。
— besseikibou (@sentakuseibesse) 2019年5月8日
打越さく良氏は選択的夫婦別姓をはじめ
さまざまなジェンダー問題で精力的な
活用を続けていたかたであり、そうしたかたが、
参院選で出馬するということです。
当選すれば、選択的夫婦別姓の実現など
ジェンダー問題の解決に向けて期待できると思います。
打越さく良氏は野党統一候補ですが、
はじめは立憲民主党が推薦していました。
選択的夫婦別姓の実現やジェンダー問題に対する
立憲民主党の「本気度」は、やはり従来の政党より
ずっと高いと考えていいでしょう。
付記1:
『マガジン9』に掲載された選択的夫婦別姓に関する、
打越さく良氏へのインタビュー記事です。
「「選択的夫婦別姓」はなぜ今もって認められないのか?−−別姓訴訟と24条」
「家族内の個人の自由と尊厳を守る。そんな24条が、平和な社会を支える」
わたしのブログでも取り上げたことがあります。
このとき立憲民主党の公式ツイッターが
このインタビュー記事を取り上げていました。
いまから1年と4ヶ月前の2018年1月ですが、
立憲民主党はすでに関心があったようです。
「夫婦別姓・少数派の権利と世論調査」
「選択的夫婦別姓」はなぜ今もって認められないのか?−別姓訴訟と24条−打越さく良さん(その1)│憲法24条を考えるhttps://t.co/XZ0nNCzHGp
— 立憲民主党 (@CDP2017) 2018年1月20日
付記2:
打越さく良氏は『Love Peace Club』に
次のような記事を載せてもいます。
「少子化対策」と言うと、とつぜん「若年女性」に
関心が高まることへの苦言で、
「日本創成会議」の調査を意識したものです。
「第4回 「少子化対策」というと「若年女性」に突如関心」
わたしのブログでも取り上げたことがあります。
「地方から女性が消える」
「少子化対策・過去の愚策」