2019年05月15日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓は帰属共感性を奪う?

夫婦別姓だと親子別姓になると言って、
それがあたかも大問題であるかのように主張する、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

親子で別姓だとなにが問題なのかわからないです。
家族の一体感と帰属共感性を奪うというのも、
事実やデータで示されることがないです。
根拠のない選択的夫婦別姓の反対論ですが、
これを持ち出す反対派(非共存派)は多いです。

 


「帰属共感性を奪う」というのは、
具体的にどんなことを指すのかと思います。
「自分は孤独と感じる子ども」のことでしょうか?

それでしたら、日本は他国の群を抜いて
「孤独と感じる子ども」の割合が高いという、
ユニセフ・イノチェンティの研究があります。

「孤独を感じる日本の子ども」
「夫婦別姓と家族のきずな問題」

平均は7.4%、調査対象国はどこも10%以下で
1けたですが、日本だけは29.8%と飛び抜けています。
ポイントで平均の4倍以上です。
日本の子どもたちはなぜかくも孤独を感じるのかと、
ちょっとびっくりの結果です。

「自分は孤独だ」と感じる子どもの割合 07年のユニセフ調査


調査がなされた2007年の時点で、
イノチェンティの調査対象国のほとんどで、
夫婦別姓が選択できる
ようになっています。
日本だけが選択的夫婦別姓を認めない、
夫婦同姓が強制される国です。

夫婦別姓が選択できる国のほうが
夫婦同姓を強制する国よりはるかに
孤独を感じる子どもが少ない、ということです。

よって夫婦別姓によって親子で別姓になったところで、
子どもが孤独を感じるわけではなく、
帰属共感性を奪うこともないとわかります。

「夫婦別姓は家族の絆を弱くするというとかいう方達は、世界に喧嘩を売っている」

夫婦同姓を義務づけてる日本がぶっち切り最下位
日本以外の国、全部夫婦別姓の自由がある。
下村さんの意見。大崩壊。
夫婦同姓と子供の孤独感は全く関連性がない。不勉強すぎ。



最初のツイートのかたは坂東忠信氏
プロフィールに元刑事、元北京語通訳捜査官とあります。
中国人による犯罪に多く関わるうちに、
「中国人はみんな悪いやつ」「中国は悪い国」という
レイシズム思想に傾倒していったと想像します。

http://bandou.an-an.org/index.php
元刑事、元通訳捜査官
一般社団法人全国防犯啓蒙推進機構 理事 
(外国人犯罪対策専門)

宮城県出身。昭和61年警視庁に奉職。巡査を拝命後、
交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として
新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。
北京語通訳捜査官として、中国人犯罪の捜査活動に多く従事。
平成15年、勤続18年で警視庁を退職。

退職後は地方県警部外司法通訳として活動の後、
作家として執筆、保守論壇に加わっての講演活動を展開し、
わかりやすくお伝えすることを信条にテレビ・ラジオなどにも出演。
外国人犯罪対策講師として、日本の危機と中国の脅威、
中国人犯罪の実態を訴える活動を継続中。
趣味は骨董鑑賞。

坂東忠信氏は著作があり講演活動も行なっていて、
メディアにもよく出演するようです。
上記サイトのように学校も開いています。
いろいろと悪影響を振りまいていそうです。

posted by たんぽぽ at 06:50 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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