2019年05月24日

toujyouka016.jpg 子どもの気持ちを考えていますが?

5月15日エントリでご紹介した、
反中国レイシストの選択的夫婦別姓の反対派は、
「弱者救済とか御託並べるバカに限って
弱者の気持ちを考えない」などと言っています。

この「弱者」は、ここでは具体的には「子ども」を
指していることは、文脈からあきらかです。
 

選択的夫婦別姓の実現を求めるかたたちは、
子どものことも、たくさん考えています。
たとえばこんなふうにです。

「親が夫婦別姓/親子別姓だと「かわいそう?」子どもたちのリアルな声」

情報の蓄積はかなり多くなっています。
なにを根拠に「選択的夫婦別姓の推進派は、
子どもの気持ちを考えない」と思うのかと思います。


なにしろふたこと目には「夫婦別姓だと
子どもがかわいそう」とか言う
反対派(非共存派)なんてそこら中にいます。
しょっちゅう子どものことを
持ち出されるのですから、選択的夫婦別姓の推進派は、
当然子どものことも調べることになります。

「別姓夫婦の子どもたち」
「子どもがかわいそう?」
「心待ちにした選択的夫婦別姓」
「「親と別姓」でも不自由しない」
「「子どもがかわいそう」って、ほんとなの?〜別姓夫婦の子どもたちのアンケート調査結果概要〜」

「親子別姓・子どもの苗字観」
「親子別姓に気づかなかった」
「長尾たかし・選択的夫婦別姓に反対」
「ペーパー離婚した親に思うこと」

「親が夫婦別姓・子どもの本音」
「親が夫婦別姓・子どもの本音(2)」
「理解する気がないのに訊く人」
「夫婦別姓で子どもがいじめられる?」

子どもを持ち出す反対派が多いせいで、
選択的夫婦別姓の実現を求めるかたの中には、
子どものことに関しては、多かれ少なかれ
敏感になっているかたもいると思います。


「選択的夫婦別姓の推進派たちは、
子どものことを考えていない」などと考える
反対派(非共存派)は、実際によくいるのですが、
彼らはなぜそう思うのか、という疑問があります。

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
子ども以外のことでも、すでにさんざん議論され、
結論が出て、情報が蓄積されていることに対して、
「推進派は議論していない」と言って
平然と不勉強をさらすことが多いです。

「推進派はすでに議論している」

子どものことに関しても、そのような不勉強を
発揮したということは考えられます。


政治的な問題に関して子どもを持ち出すのは、
分が悪い証拠という指摘があります。

「政治問題に持ち出す子ども」



選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
子ども、子どもと言って、子どもについて
議論させようとするのも、自分たちは不利だと、
意識してか、無意識のうちかはわからないですが、
思っているからかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 07:12 | Comment(2) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
たんぽぽさん、こんにちは。サイト開設15周年おめでとうございます。たんぽぽさんのサイトにはげまされながら、夫婦別姓を続けてきました。論理的に矛盾した男尊女卑の差別主義者に対応されるのは、大変だと思いますが、いつもたんぽぽ様の対応を惚れ惚れとながめています。うちの子は小学生ですが、それこそ、夫婦別姓のことなど全く意識することなく、育っています。これこそ、夫婦別姓が子供に疎外感など与えない生きた証拠だと思います。
Posted by はな at 2019年05月24日 12:28
はなさま、こちらにコメントありがとうございます。
コメントの承認が遅れてもうしわけないです。


>サイト開設15周年おめでとうございます

お祝いのことばありがとうございます。
わたしのつたないサイトが励みになって、
こちらこそ嬉しいですと、いつもながら思います。

>いつもたんぽぽ様の対応を惚れ惚れとながめています

ご評価ありがとうございます。
最近は、ツイッターでわたしより
精力的な対応をなさるかたがいらして、
わたしが恐縮することも多いですが。


>夫婦別姓が子供に疎外感など与えない生きた証拠だ

はなさまのお子さまも、問題ないのですね。
それで当然ですね。

夫婦別姓の家庭でも、本人も、子どももなにも問題ない、
現在別姓の家族をなさっているかたたち全員が、
生き証人なのだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2019年05月25日 18:04
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