弱者の気持ちを考えない」などと言う坂東忠信氏は、
きっとご自分は弱者の気持ちを
しっかり考えてくださるものと思います。
ここでの「弱者」は具体的には「子ども」です。
もっと言えば「夫婦別姓の家庭の子ども」です。
弱者救済とか御託並べるバカに限って弱者の気持ちを考えない。
— 坂東 忠信 (@Japangard) 2019年5月4日
夫婦別姓は親子別姓を生み出し、家庭の一体感と帰属共感性を奪います。
まあそれが狙いで、出自を消したいヤツらや、日本人を偽装して権力奪取したい勢力とつるむし、実際につるんでる議員が多いのですよ。https://t.co/rmlCkmFbkV
5月24日エントリで、夫婦別姓の家庭の子どもの
気持ちについて触れた記事のリンクを並べています。
「子どもの気持ちを考えていますが?」
こちらでももう一度並べておきます。
坂東忠信氏をはじめ、子どもの気持ちを考える
必要があると考える選択的夫婦別姓の
反対派諸氏は、ぜひこれらをご覧になって、
「子どもの気持ち」を熟考されたいです。
「別姓夫婦の子どもたち」
「子どもがかわいそう?」
「心待ちにした選択的夫婦別姓」
「「親と別姓」でも不自由しない」
「「子どもがかわいそう」って、ほんとなの?〜別姓夫婦の子どもたちのアンケート調査結果概要〜」
「親子別姓・子どもの苗字観」
「親子別姓に気づかなかった」
「長尾たかし・選択的夫婦別姓に反対」
「ペーパー離婚した親に思うこと」
「親が夫婦別姓・子どもの本音」
「親が夫婦別姓・子どもの本音(2)」
「理解する気がないのに訊く人」
「夫婦別姓で子どもがいじめられる?」
少しだけこちらでご紹介します。
次のケースは、親が夫婦別姓であることを
意識したことないし、困ることはないと言っています。
「親が夫婦別姓、子どもの本音を聞いてみた「困ることはない。以上」」
両親が別姓の子どもたち 「当たり前」だったから…
「家の中って名字で呼ばないし、正直意識したことがなかった」
ネット上の議論などで、別姓導入に反対する人が
「子どもがかわいそうだ」と主張することについてどう思いますか?
感じたことがないので、
「自分たちのイメージで語ってるな」と思います。
名字が違うだけで、あとは周りの家族と同じように過ごしてます。
何でそんな考え方が出てくるのか分からないですね。
養子縁組とか、いろんな家族がすでにたくさんありますよね。
でも、血のつながりがなくても仲良く過ごしている
家庭ってたくさんあると思います。
ほかにも事例はたくさんあります。
以下のノートをご覧になって
「親が夫婦別姓の子どもの気持ち」を
考えていただきたいと思います。
「親が夫婦別姓/親子別姓だと「かわいそう?」子どもたちのリアルな声」
ちょっと変わったケースでは、
親が夫婦別姓であることが、あまりにごく自然で、
問題がなさすぎて、子どものときはずっと
気づかなかった、というかたもいらっしゃります。
「親子別姓に気づかなかった」
母「夫婦別姓反対派の意見で結構多いのが、両親と同じ苗字じゃないと子供がかわいそう!ってやつでさ〜」
— 柿崎 (@kaki725) 2018年1月11日
私「へ〜実際どうなんだろうね〜」
母「子供の頃どういう気持ちだった?」
私「?」
母「私結婚した時から旧姓名乗ってるから私とあんた苗字違うよね?」
私「……!!今気づいた!!」
ほかの「子どもの気持ち」と言えば、
結婚すると苗字を変えるのが嫌なので、
自分は結婚しないという小学一年生がいました。
「結婚したら名前が変わるなんてヤダー! ― 小1生の本音を最高裁はどう聞く」
「ねっ、そういう風に大人になって結婚すると、
みんなも名前が変わるんだよ」と、
私が軽率な言葉を口にしたとたん、
クラス中から一斉に「ヤダー!」の大合唱が。
しかも、先に声を上げたのは、みんな男の子たちです。
(えっ、男の子は名前は変えなくて大丈夫なのに...)と
私が心の中で思っていると、ちょっとオシャマな女の子が、
「だから、アタシ、結婚なんてしないの」と、毅然と胸を張ります。
これを耳にした周りの子たちも、
「じゃあ、ボクもしない」「私もしない」と、
この日の給食は結婚拒否発言の嵐で幕を閉じました。
選択的夫婦別姓の話題で「子どもの気持ち」
というと、「親が夫婦別姓だったら」と
いうことばかり、話題になりがちです。
それももちろん大事ですが、それだけでなく、
子ども本人が将来結婚するときの「気持ち」も、
考える必要があることだと思います。