2019年07月02日

toujyouka016.jpg 桜田発言・理解を示すのはだれ?

6月7日エントリで、自民党の桜田義孝衆院議員が、
「子どもを3人くらい産むようお願いして
もらいたい」と発言したことに触れました。

「「3人くらい産んで」に与野党反発 自民内に擁護の声も」
(はてなブックマーク)

この桜田発言に理解を示す人たちが
自民党の一部にいたとあります。

 
自民党衆院議員の桜田義孝・前五輪相が
少子化問題に関連し、「子供を3人くらい産むよう
お願いしてもらいたい」などと述べたことに対し、
与野党は30日、一斉に反発した。
一方、自民党の一部からは、発言の内容自体には
理解を示す声も上がった。

「自民党の一部」はだれなのかと、わたしは思いました。



考えられるのは「家族の絆を守る特命委員会」に
参加しているメンバーです。
以下のエントリにメンバー一覧が出ています。

「2015年9月14日 NHKニュースの記事より引用」

自民党政務調査会「家族の絆を守る特命委員会」参加メンバー

古川俊治(委員長、参議院、埼玉県選挙区選出)
赤池誠章(委員長代行、参議院、比例区選出(山梨1区))
佐藤ゆかり(委員長代理、衆議院、大阪11区)
安藤裕 (事務局長、衆議院、比例近畿ブロック選出(京都6区))
西銘恒三郎(衆議院、沖縄県第4区)
大塚拓(衆議院、埼玉9区)
菅原一秀(衆議院、東京9区)
丹羽秀樹(衆議院、愛知6区)
丸川珠代(参議院、東京都選挙区)
山際大志郎(衆議院、神奈川18区)
城内実(衆議院、静岡7区)
柴山昌彦(衆議院、埼玉8区)
土屋正忠(衆議院、東京18区)
永岡桂子(衆議院、比例北関東ブロック (茨城7区))
西田昌司(参議院、京都府選挙区)
井上貴博(衆議院、福岡1区)
石川昭政(衆議院、比例北関東ブロック(茨城5区))
鬼木誠(衆議院、福岡2区)
黄川田仁志(衆議院、埼玉3区)
山田賢司(衆議院、兵庫7区)
宇都隆史(参議院、比例区(鹿児島2区))
大沼(本名:亀)瑞穂(参議院、山形県選挙区)

「家族の絆を守る特命委員会」は、
戦後民法によって規定され、企業利益のために
推進された因習・反動的な家族のありかたを
守り続けることを目的とした議連です。

「家族思想という信仰」

2013年12月に婚外子の相続差別に
違憲判決が出て、差別撤廃の民法改正をしたとき、
猛烈に反発したメンバーたちが立ち上げました。

「違憲判決に反対論噴出」
「違憲判決に挑戦する自民」

この家族イデオロギーには、国家や社会のために
個人のライフスタイルのありかたを
決めるという思想が根底にあります。
「3人産んでとお願いしてほしい」という
桜田発言と思想が通底していることになります。


ここで言えるのは、「特命委員会」のメンバーに
なるくらいの議員なら、「3人くらい産んで」発言に
理解を示す可能性が高い、ということです。

「特命委員会」のメンバーがかならず
桜田発言に理解を示したとはかぎらないです。
またメンバー以外にも、桜田発言に理解を示した
議員がいる可能性はあります。


問題の発言をした桜田義孝ご自身は、
この「特命委員会」には参加していないです。

桜田発言を擁護したことが朝日新聞の記事で
名前を出して示されている河村建夫や、
過去に類似の発言をして問題になった加藤寛治も、
「特命委員会」のメンバーではないです。

所属する自民党二階派の会合では、
河村建夫・元官房長官が「一回口から出ると
覆水盆に返らずで影響がある。
しっかり考えた上で発言してほしい」と注意を促した一方、
「桜田先生の気持ちはよくわかる。
婚礼の席に行くと、激励の意味を込めて
そういうことは我々もよく口にする」とも述べた。
同党の加藤寛治衆院議員も昨年5月、
所属する細田派の会合で「必ず新郎新婦に
3人以上の子どもを産み育てて頂きたいとお願いする」
などと述べて批判を浴びた。

これは因習・反動的な家族・ジェンダー観を
持った議員は自民党には多い、というか、
自民党は因習・反動的な家族・ジェンダー観を
標榜するところだ、ということだと言えます。

「家族の絆を守る特命委員会」のメンバーだけが、
因習・反動的な家族・ジェンダー観を
標榜しているのではないということです。
彼らメンバーはその主張の程度や活動の熱心さが
ほかより強い、というだけだと思います。

posted by たんぽぽ at 07:01 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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