2019年07月08日

toujyouka016.jpg 政策スタンス調査・選択的夫婦別姓

参院選(7月4日公示、7月21日投開票)に向けて、
今回も朝日新聞と東大谷口研究室による、
政党、候補者の政策スタンスについての
共同調査が行なわれています。

「政策課題 政党・候補者のスタンスは」

政党べつと候補者べつのさまざまな
政策課題についての立ち位置が調べられています。
政策課題は今回も選択的夫婦別姓があります。
これを見てみたいと思います。

 
上から7つ目までが、7月3日の党首討論会
党首が参加した政党です。
自民以外の6党は「賛成」に寄ったところにあります。
自民党だけが「どちらとも言えない」より
少し右にいて、ほかから孤立しています。

(選択肢は「賛成」「どちらかと言えば賛成」
「どちらとも言えない」「どちらかと言えば反対」
「反対」の5段階。)




党首討論会では「選択的夫婦別姓を認めるか」の
質問に対して、安倍晋三ひとりだけが
手が上がらない
のも、ごもっともだと思います。

「首相「イエスかノーかは印象操作」 党首討論で挙手せず 手法に疑問」


このような政策スタンスに関する調査は、
この朝日の共同調査以外も含めて、
これまでにいくつも行なわれています。
安倍晋三はこのような調査を見て、
自分や自民党の政策の立ち位置がどのあたりかを
把握していなかったのかと思います。

自民党には頑迷きわまりない反対派議員が
たくさんいて、選択的夫婦別姓が
いつまでも実現しない元凶であり続けています。
この調査でも、自民党はもっと右の「反対」に
寄っていてもよさそうなものです。
ほぼ真ん中にいるのが意外なくらいです。


共産と社民は全員が「賛成」のようです。
立憲民主党もほぼ全員が「賛成」だと思います。
少し右にいるのは「どちらかと言えば賛成」が、
少しいるのだろうと思います。

公明、国民民主、維新も賛成と言えますが、
上記の3党とくらべると、やや右に外れています。
共産、社民や立憲民主よりこれらの政党は、
選択的夫婦別姓に賛成する積極性が
いくらか弱いことになるでしょう。

posted by たんぽぽ at 22:46 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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