2019年07月17日

toujyouka016.jpg 参院選・終盤の選挙情勢・兵庫

参院選、選挙情勢の後半です。
兵庫県(3人区)を見てみたいと思います。

みらい選挙プロジェクトの各社比較とみると
自民の加田裕之がトップを走っています。
清水貴之(維新)、高橋光男(公明)、
安田真理(立憲民主)の3人は、
選挙期間中ずっとほぼ並んでいます。

 


名前の順番で立憲民主の安田真理が
当選圏内に入って薄い黄色になったり、
維新の清水貴之や公明の高橋光男が4位で
水色になったりで、競り合っている様子が伺えます。


7月17日の神戸新聞を見ると、加田裕之(自民)、
清水貴之(維新)、高橋光男(公明)、
安田真理(立憲民主)の順になっています。

「加田、清水氏リード 高橋、安田氏競る 参院選兵庫選挙区」

候補者6人のうち、自民新人の加田裕之氏(49)が、
序盤調査(共同通信社実施、4、5日)に続いてリードを維持。
維新現職の清水貴之氏(45)が2番手で追い、
残る1議席を巡り、公明新人の高橋光男氏(42)と
立民新人の安田真理氏(41)が激しく競っている。

自民の候補は安定、維新の候補が少し前に出ていて、
3議席目を公明と立憲民主で争うかたちです。
立憲民主の安田真理は、ちょっと苦しいかもしれないです。


加田氏は自民支持層の6割をまとめたほか、
無党派層の2割にも浸透。
10代を除く他の全世代でトップの支持を集め、
安定した戦いを進めている。

清水氏は維新支持層の7割超を固め、
他党支持層にも一定程度の食い込みを見せる。
無党派層の1割超に浸透し、さらなる上積みをうかがう。

高橋氏は、公明支持層の8割超を手堅くまとめたが、
推薦を受けた自民の支持層では1割にとどまる。
無党派層からは1割超の支持がある。

安田氏は、支持政党別で立民の7割弱、
国民も7割弱、社民の4割弱から後押しを受ける。
無党派層の1割に浸透するが、伸び悩んでいる。

共産新人の金田峰生氏(53)は、
共産支持層の7割と社民支持層の3割超に食い込み追走する。
諸派新人の原博義氏(47)は苦戦が続く。

安田真理は無党派層からの支持は1割程度です。
維新の清水貴之、公明の高橋光男は、
それぞれ「1割超え」で、安田真理はそれらより
いくらか少ない程度です。

JX通信社による選挙戦前半(7月6日-7日)の情勢では、
安田真理は無党派からの支持が最多でした。
「伸び悩んでいる」と言わざるをえないです。
無党派層は「さらなる上積みをうかがう」
維新の清水貴之に流れているようです。


兵庫は2016年の参院選でも、
立憲野党は1議席も取れなかった選挙区です。
今回の選挙区は、なんとかして立憲野党が
議席を取ってほしいものです。
まだまだ可能性はあります。


付記:

2016年の参院選兵庫選挙区の開票結果。



posted by たんぽぽ at 23:45 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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