2019年07月19日

toujyouka016.jpg 選挙公約「立憲ビジョン2019」・経済

7月10日エントリの続き。

立憲民主党の参院選の選挙公約
「立憲ビジョン2019」を、引き続き見ていきます。
今回は1.の経済分野です。

 
ここではカテゴリが3つあります。
1. 家計所得を引き上げる
2. 老後の安心を高める
3. 子育て・教育に投資する
ここでは1.を見ていきたいと思います。


1.に関しては、賃金の引き上げ、雇用の正規化、
残業問題など、一般市民の生活を
改善することを重視しています。

とくに介護、医療、保育など、
それまでなおざりにされてきた分野での
賃金引き上げを明言しているのは、
好ましいことだと思います。

「ボトムアップ経済」と呼んでいる
市民生活の改善からという政策は、
立憲民主党がかねてから主張していることです。
「まず大企業を儲けさせて、それを市民に還元」
という、こうした場合にありがちな
考えとは対極的ということです。






正規雇用化や賃金の上昇など、
実現可能性はどこまであるかが気になります。
反緊縮とか金融緩和で雇用を増やすといった考えは、
例によってあまりなさそうです。

消費税10%への増税を凍結することを
明言しているのはとてもよかったです。
増税を決めた自民党との対立もあるでしょうが、
財政再建論に引きずられなくなった、
ということでもあるのでしょう。

posted by たんぽぽ at 23:29 | Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 選挙公約「立憲ビジョン2019」・経済 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]