「選挙公約「立憲ビジョン2019」・経済」
「選挙公約「立憲ビジョン2019」・高齢者」
立憲民主党の参院選の選挙公約
「立憲ビジョン2019」、1.の経済分野のうち、
今回は「3. 子育て教育に投資する」です。
待機児童の解消や保育の質の向上を始め、
教育の無償化、大学の授業料の軽減、
奨学金の充実など、気になることは
ひととおり網羅されていると思います。
奨学金に関しては、過去の有利子奨学金の
利子の補填をまですることを明言しているのは、
とてもこのましいことだと思います。
当然と言えるかもしれないですが、
利子の負担なんてまったく念頭になかったかたも
いるのではないかと思います。
基礎研究や研究開発の助成が明言されているのも
とてもこのましいと思います。
基礎研究というのは、これまでの日本が
ずっとないがしろにしてきたことだからです。
直接は産業に役立たない基礎研究の
基盤を充実させてこそ、産業にも役立つ研究が
充実するし、社会全体も豊かになります。
その意味でも基礎研究は無条件で
充実させてしかるべきことです。
日本は今後労働者人口が減っていきます。
産業は量より質を重視する必要があります。
より質の高い産業や新しいビジネスを
起こすためにも、基礎研究の基盤は
必要になってくると言えます。
問題は、どこまで基礎研究の充実を
実行&実現してくれるか、だと思います。