立憲野党は10議席取っています。
これは自民党は10選挙区の1人区で、
負けている、ということでもあります。
1人区で10敗を喫したことは、
自民党にとって手痛かったようです。
「自民「1人区」10敗 安倍・菅氏がテコ入れしたのに」
「自民、1人区「10敗」の波紋」(全文)
(はてなブックマーク)
野党統一候補の終盤情勢のリストと結果です。当落をいちばん左の欄に書き込んであります。全ての接戦区を制しました。大分は逆転勝利をおさめました。 pic.twitter.com/J0kD8Jq59a
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) July 21, 2019
勝利ラインは5敗なので、
10敗は負け幅が2倍だったことになります。
自民党内で「5敗程度」との予測もあった1人区で、
前回参院選の11敗と同程度の10敗を喫したためだ。
1人区で5議席取れなかったことは、
比例で議席が伸びなかったことと合わせて、
自民党の単独過半数が阻まれることになりました。
安倍晋三首相と菅義偉官房長官とで、
接戦の1人区を重点的に応援に入ったのですが、
それでもだいぶ負け越してします。
とくに首相と菅氏は今回、「選挙の顔」として、
そろって官邸を「不在」にしてまで1人区を重点的に歩いた。
両氏のどちらかが入った13の1人区の結果は、4勝9敗。
うち、首相が2度も足を踏み入れた8選挙区は2勝6敗だった。
今回の参院選は、1人区で10勝というのは、
立憲野党としては、不可とまではいかないにしても、
かんばしい成果ではないです。
それでも野党統一候補を立てる戦略は、
自民党から議席を奪うことができるし、
自民党を圧迫する力はあることになります。
付記:
記事では自民党は岸田派の落選が目立ち、
岸田文雄政調会長が安倍の後継となることに
暗雲が立ちこめた、というお話が出ています。
興味のあるかたはご覧になるといいでしょう。