2019年07月27日

toujyouka016.jpg 参院選・自民、1人区で10敗の波紋

今回の参院選では、32ある1人区のうち、
立憲野党は10議席取っています
これは自民党は10選挙区の1人区で、
負けている、ということでもあります。

1人区で10敗を喫したことは、
自民党にとって手痛かったようです。

「自民「1人区」10敗 安倍・菅氏がテコ入れしたのに」
「自民、1人区「10敗」の波紋」(全文)
(はてなブックマーク)

 


勝利ラインは5敗なので、
10敗は負け幅が2倍だったことになります。

自民党内で「5敗程度」との予測もあった1人区で、
前回参院選の11敗と同程度の10敗を喫したためだ。

1人区で5議席取れなかったことは、
比例で議席が伸びなかったことと合わせて、
自民党の単独過半数が阻まれることになりました。


安倍晋三首相と菅義偉官房長官とで、
接戦の1人区を重点的に応援に入ったのですが、
それでもだいぶ負け越してします。

とくに首相と菅氏は今回、「選挙の顔」として、
そろって官邸を「不在」にしてまで1人区を重点的に歩いた。
両氏のどちらかが入った13の1人区の結果は、4勝9敗。
うち、首相が2度も足を踏み入れた8選挙区は2勝6敗だった。


今回の参院選は、1人区で10勝というのは、
立憲野党としては、不可とまではいかないにしても、
かんばしい成果ではないです。

それでも野党統一候補を立てる戦略は、
自民党から議席を奪うことができるし、
自民党を圧迫する力はあることになります。



付記:

記事では自民党は岸田派の落選が目立ち、
岸田文雄政調会長が安倍の後継となることに
暗雲が立ちこめた、というお話が出ています。
興味のあるかたはご覧になるといいでしょう。


posted by たんぽぽ at 21:02 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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