立憲民主党の比例の得票率分布を見てきました。
同じく「みらい選挙プロジェクト」による
以下のエントリは、すべての政党についての
比例代表における得票率分布が載せられています。
「第25回参院選(2019年)精密地域分析 ―速報版―」
社民党は大分で強いとか、共産党は京都で強いとか、
維新は大阪でとても強く、京都で反発があるとか、
常識的に言われていることは、
比例の得票率分布にもあらわれています。
従来の常識がなく、興味をひく傾向を示すのが、
国民民主党の比例の得票率分布です。
玉木雄一郎のいる香川で得票率が高いとか、
国民民主党の有力議員がいるところで
強いという、当然の結果は出ています。
第25回参院選(2019年)比例代表
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) August 7, 2019
国民民主党得票率 pic.twitter.com/4GPHtqesW3
ほかには原子力発電や原子力産業のある地域で、
国民民主党の得票率は高めになっています。
六ヶ所村で熱烈支持される国民民主……いや、原子力産業のある地域全般で強いんだな。 https://t.co/EvBZZ0YFY9
— ほかほかごはん (@hokahoka) 2019年8月8日
国民民主は岩手の小沢票、香川の玉木票がさすが強い💥
— あんずもち (@mochi_515) 2019年8月8日
あとは原発のある場所の半分くらいにはオレンジ部分があるでしょうか??
原発は廃炉の方針だとは言え、利権目当てを疑われる原因の一つなのでしょうね💧 https://t.co/5lm2gamT0L
国民民主党は原子力発電は将来的に
縮小、廃止することを公約にしています。
それゆえこれらの地域は、原子力発電の
維持や推進を期待して、国民民主党を
支持しているのではないでしょう。
ようは原子力政策が支持されたころ、
原子力産業を地元に引っ張ってきたことで
築かれた支持基盤が、原子力政策が転換になっても
そのまま残っていて続いている、
ということだと思います。