7月21日の参院選の比例代表選における、
無党派の投票先を見てみます。
「自民、勝ったけど 比例2000万票割れ 大幅減」
「無党派層 投票先は分散 比例区 本社出口調査」
年代別の無党派層の投票先で、
特筆するべきはれいわ新選組だと思います。
れいわの年代別の無党派の投票率は
40代がもっとも高く、上下の世代に向かって
無党派の投票率が低くなっています。
同様の傾向は維新も示しています。
れいわ新選組の世代別の無党派の投票率は
30代だけは維新より低いですが、
10代、20代、40代は維新より高く、
これらの世代においてはれいわ新選組は、
自民、立憲民主に続いて第3党です。
高齢層ほど無党派からの投票率が高く、
若年層ほど低くなる、共産、社民の両党と、
れいわは傾向が大きく異なっています。
無党派だけでなく、特定政党の支持層を
含めた比例の世代別の投票率を見ると、
れいわはやはり40代から29%と、
もっとも得票が多くなっています。
「れいわ、40代以下からの支持が6割 朝日出口調査」
れいわは40代以下で全体の59%です。
60代以上が全体の6割以上を占める
共産、社民の両党と、ここでもはっきりと
世代別得票分布の傾向が異なっています。
なぜれいわは40代を中心に、
若年層から多くの得票ができたかですが、
ネットを効果的に利用したからだと、
ここでは簡単に考えてお来ます。
SNSや街頭演説のライブ中継といった
ネット上で展開した選挙運動は、
多くのネット利用者の目に触れ、
ネットになじみのある世代を中心に浸透したとみられる。