望まない結婚改姓を強いられて
悲しい思いをする女性が出てくる状況は、
四半世紀前から変わっていない、という記事です。
「あした元気になあれ 自分の名前に訂正印=小国綾子」(全文)
記事著者は25年間、自分たちは
選択的夫婦別姓を実現できず、
社会を変えられない現状を、次世代の女性に対して
もうしわけなく思っています。
ごめん---。思わず、心でうめた。
今まで社会を変えられずにきた自分たちを恥じた。
ごめん、と思ったのには理由がある。
1995年秋、私もまったく同じ悔しさを味わったからだ。
それでも社会は変わらず、
四半世紀前に私が味わったと同じ悔しさを
今なお若い女性が味わっている。
それがやりきれない。
選択的夫婦別姓問題について
最初のころから関わってきたかたは、
世代がひとつ上がっているということです。
かくいうわたしは、選択的夫婦別姓問題に
かかわるようになったのは
21世紀に入ってからですが、
それでも15年以上続けています。
ずっと関わり続けているので、
わたしはいつまでも「当事者」のつもりだし、
実際「当事者」ではあります。
それでも下の世代の当事者から見たら
わたしは「選択的夫婦別姓を
実現できなかった上の世代」になるのでしょう。
下の世代から責められる立場に
自分がなっていることに、
わたしは気がついたということです。
自分を含めた自分の世代の無力さと
時代の変化、そして世代の交代を感じます。
8月の大量の更新お疲れさまでした。
読者としては嬉しいですが、どうぞ無理されないでくださいね。少しずつでも末永く続けていただけたら、と願っております。
さて、私も夫婦別姓を願って15年、次の世代に申し訳ない気持ちで一杯です。仕事をこなしながら、夫婦別姓でつつがなく事実婚を続けて子育てしてる私の姿を見て、生きやすくなる若い女の子がいてくれたら、と思っています。
こちらにコメントありがとうございます。
>8月の大量の更新お疲れさまでした。
>読者としては嬉しいですが、
ありがとうございます。
たくさん更新して、読者のかたが楽しんでくださると、
わたしとしてもとてもうれしいです。
>どうぞ無理されないでくださいね。少しずつでも末永く続けていただけたら、
ご心配ありがとうございます。
ここまでくると長く続けることが大事ですね。
>私も夫婦別姓を願って15年、次の世代に申し訳ない気持ちで一杯です
はなさまも同じ思いなのですね。
「どうして選択的夫婦別姓を実現して
くれなかったの?」と若い世代のかたから訊かれると、
どう言ったらいいのかと思います。
わたしにできることは、資料や活動の記録を
少しでも書き留めておくことだと思います。
若い世代のかたがこれらを最大限
利用していただけたらさいわいです。
ですから、私にとってはたんぽぽさまは夫婦別姓を続けていく助けになってくださってます(笑)。ありがとうございます。
>たんぽぽさまのブログをみるたび励まされてきました
ありがとうございます。
とてもうれしいです。
こちらこそ恐縮です。
わたしやわたしのブログが存在することが、
選択的夫婦別姓を求めるかたにとって
役に立っているということですね。
こちらこそ光栄です。
お心づかいありがとうございます。
真の加害者は、選択的夫婦別姓の実現を
直接妨害する反対派(非共存派)、
そう思っていただけるのはさいわいです。