2019年09月08日

toujyouka016.jpg 立憲野党は若年女性から票を取れ

9月7日エントリの続き。

7月21日の参院選では、1人区の女性候補者は
女性有権者から多くの票を得ていたのでした。

「男女「均等」なお遠く 現職多い自公、女性割合低く」
「「自分たちの問題」有権者に響いた」

「激戦の1人区で競り勝った女性候補たち 押し上げた票は」
(はてなブックマーク)

女性候補者に投票した女性有権者は、
30台を中心に若年層ほど多くなっています。

 


女性票が動いたのは新潟だけではない。
与野党とも女性を擁立した福島を除いて、
女性候補が男性候補を破った
宮城、秋田、滋賀、三重、愛媛を含む6選挙区では
いずれも、与野党を問わず女性候補が
女性有権者から厚い支持を受け、
特に30代で女性票が手厚かった。


記事でやや情報がくわしい打越さく良は、

20代: 女性64%、男性32%
30代: 女性56%、男性34%
40代: 女性56%、男性43%

と、若年層ほど男性より女性のほうが、
得票率が顕著に高くなっています。

野党統一候補となった無所属新顔の打越さく良氏(51)が、
3選をめざした自民党男性現職を破った新潟選挙区。
朝日新聞が投開票日の21日に行った出口調査によると、
男性で「打越氏に投票した」と答えたのは
半数未満だったのに対し、女性では54%に上った。

年代別でみても、70歳以上を除く各年代で
女性票は打越氏に集まっていた。
20代で打越氏に投票したと答えた
男性が32%なのに対し、女性は倍の64%。
30代は男性34%、女性56%、
40代は男性43%、女性56%だった。


立憲民主党をはじめ、立憲野党は
若年層からの得票が少ない悩みがあります。
比例代表の無党派の投票先に、
それは現れていると思います。

「参院選・比例の無党派の投票先・立憲民主」




立憲民主党など立憲野党としては、
とくに若年層の女性から票を取るという
戦略が考えられることになります。
これによって若年層からの支持が薄い状況を
緩和できることになります。

かかる若年層の女性たちは「自分たちの課題」を
解決する候補者に期待します。
よってもちろん女性問題や生活の課題に、
熱心な女性候補者を擁立することになります。

これは立憲民主党をはじめ立憲野党は
どこも蓄積があることですから、
該当する候補者を探し出すのは、
比較的容易だろうと思います。


今回の参院選で女性候補者に投票した女性は
ほとんどが無党派だと考えられます。
よって無党派から票を掘り起こすという、
枝野幸男の戦略にも合致します。

「無党派から支持を得る戦略」

自民党支持の有権者をひっくり返すのではなく、
“今回の選挙で投票に行かなかった人に、
次の選挙で立憲民主党に投票してもらう”のです。
つまり、投票率を上げること。
それは、若者に限ったことではありませんが。


posted by たんぽぽ at 11:54 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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