2019年09月20日

toujyouka016.jpg 日本の人口減少・排外主義者の視点?

9月17日エントリの続き。

国連人口部が行なっている「世界人口推計」を
報じている朝日新聞の記事に、
妙なブックマークコメントが付いています。

「日本の人口、2100年に7500万人 減少見通し加速」
(はてなブックマーク)

「世界人口推計2019年版:要旨 10の主要な調査結果(日本語訳)」
「世界人口の増大が鈍化、2050年に97億人に達した後、 2100年頃に110億人で頭打ちか」

 
なにを思ったか、中国、韓国のほうが
人口減少が劇的だと思っています。

日本の人口、2100年に7500万人 減少見通し加速:朝日新聞デジタル

中国と韓国の予測も並べてみて欲しい。もっと過激に減る予測のはず。 世界の人口推移と比べるグラフを出すとか、朝日新聞って本当にバカの集まりなのか、こっちをバカにしてるかのどっちかだね。

2019/06/18 09:21


国連人口部は中国と韓国の人口は
どう予測しているか、見てみることにします。

「Population Division World Population Prospects 2019」
「Interactive Data」





日本:
2019年: 1億2686.0万人
2050年: 1億580.4万人 (16.6%減少)
2100年: 7496.9万人 (40.9%減少)

韓国:
2019年: 5122.5万人
2050年: 4683.0万人 (8.6%減少)
2100年: 2954.2万人 (42.3%減少)

中国:
2019年: 14億3378.4万人
2050年: 14億240.5万人 (2.2%減少)
2100年: 10億6499.3万人 (25.7%減少)


日本はすでに人口減少が始まっています。
韓国は2025年までは人口が増え続け、
2025-2030年のあいだで減少が始まります。
中国は2030年までは人口が増え続け、
2030-2035年のあいだで減少が始まります。

2050年までは、人口減少がすでに始まっている
日本が先行を続けると予測され、
韓国、中国は追いつかないです。

2100年には韓国の人口減少は
日本を追い越すと予測されています。
それでも中国はまだ追いつかないです。
中国が将来、日本や韓国以上に少子化が
進行するかどうかは、わからないです。


日本の人口減少の原因は、ジェンダー平等の
立ち遅れで、子どもを産み育てにくい
環境が解消されないからです。

韓国もジェンダー問題に関しては、
日本と状況が似ています。
それゆえ韓国の人口減少は、日本と類似の
パターンをとり、将来的には日本を
追い越すことにもなるのでしょう。

中国は日本、韓国よりはジェンダー平等が
浸透しているので、日本や韓国ほどには、
少子化は進行しないと予測されるのでしょう。


最初のブックマークコメントの人ですが、
韓国や中国(他国)の人口減少が、
日本より速かったらなんだというのかと思います。

他国がどうあろうと、日本の将来の人口減少が
深刻であることに、変わりはないです。
日本は自分たちの人口問題に対策を講じる
必要があることも変わりないです。

深刻な人口減少という共通の課題を
抱える国どうしで協力して課題解決に当たる
というなら、まだ建設的だと思います。
最初のブックマークコメントの人は、
こんなことを考えてはいなさそうです。

日本が人口減少で苦しんでいる最中、
他国はもっと深刻な人口減少で苦しんでいると
言って安堵するという、役に立たない
どころか有害でさえある開き直りを
しようというのでしょうか?

日本の人口、2100年に7500万人 減少見通し加速:朝日新聞デジタル

↓中国や韓国はもっと減る、と言われても…

2019/06/18 12:02

日本の人口、2100年に7500万人 減少見通し加速:朝日新聞デジタル

中国と韓国のほうがもっと減るっていうブクマを見つけてとても笑わせていただいた。日本の問題であって中国と韓国のほうが減るからなんなんだと

2019/06/18 16:28


中国や韓国を持ち出して、日本の人口減少を
開き直ったり自己正当化をする人も、
そのうち出てくるかもしれないと、
わたしは思っていたのですが、
やはり出てきたみたいです。

それでも顕在化はしていないようです。
中国や韓国を蔑視するような
排外・国粋主義者の基準でも、
日本の人口減少の言いわけとして無意味だ、
ということかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 23:04 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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