選択的夫婦別姓の法制化を国に求める
意見書の審議に反対する自民党の鈴木章浩は、
「更に国を挙げて議論されるべき」
などと言ってもいます。
「選択的夫婦別姓の法制化意見書 都議会 全会一致せず見送り」
自民の鈴木章浩幹事長は「別姓は子どもの目線からも
考える必要がある、更に国を挙げて
議論されるべきだ」と説明した。
選択的夫婦別姓は1996年の法制審議会の
答申書から23年経過しています。
現在にいたるまでに、その必要性から、
反対派の意見に対する反論まで、さまざまな観点から
議論はされつくしている状態です。
2019年の現在、選択的夫婦別姓は日本以外の
ほとんどすべての世界中の国で実現しています。
選択的夫婦別姓を導入して、なんら問題ないことも
世界レベルで実証済みです。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「夫婦同姓は日本の伝統」「子どもがいじめられる」
「国家崩壊の陰謀」「在日の通名がどうした」
「偽装に使われる」など、あいかわらず
検討に値しないデマレベルの主張しかしないです。
今後反対派(非共存派)が検討に値する
まともな主張を持ってくる可能性はほぼ皆無でしょう。
この期におよんでなにを「さらに国をあげて
議論をする」必要があるのかと思います。
「慎重な議論はしつくされた」
「「是非を問う議論」はもう必要ない」
「理解を得る努力が足りない?」
「マイノリティの権利と国民の理解」
現実見たら十分以上の時間ずっと議論してきた。
— かえらさん (@cayla_non) 2018年3月16日
それなのにこの期に及んで、通名の臭いがするだの
デマでっちあげた話くらいしか持って来られない反対派に
もう「議論の期間」論で付き合う必要は皆無。https://t.co/zs6crlkMoW
選択的夫婦別姓の問題に関して
「まだ議論が必要だ」という人(反対派)は、
自分が選択的夫婦別姓を受け入れられないのを
「議論がふじゅうぶん」ということに
しているのだと思います。
ご自分が選択的夫婦別姓を受け入れられないのは、
ご自分の理解力と感情の問題です。
それはご自分で努力して克服することです。
議論不足のせいに責任転嫁しないことです。
あるいは選択的夫婦別姓に反対だけれど、
まともな理屈が見つからないので、
「まだ議論が必要だ」と言って、
先送りを図ろうというのだと思います。
選択的夫婦別姓に関してどんな事実や
根拠を見せられても、「自分には必要性が
伝わってこない」と言って、無限の時間稼ぎをする
反対派がいますが、それと同種のことです。
こんな反対派(非共存派)をまともに相手にしたら、
選択的夫婦別姓の問題は半永久的に
「まだ議論が必要」であり続けるでしょう。
こんな卑劣な戦略に乗せられるいわれはないし、
また乗せられてはならないことです。