選択しただけでレイシズムと言う」などと
妙な言いがかりいう反対派です。
この反対派の一連の主張についての
わたしのエントリをモーメントにしました。
「夫婦同姓を選択してもレイシズムと言わないですよ?」
⚡️ "夫婦同姓を選択してもレイシズムと言わないですよ?"https://t.co/WbDGCt4v7L
— たんぽぽ (@pissenlit_10) October 9, 2019
エントリはいまのところ5つしかないです。
まだ話題はあるので、エントリを書くと思います。
この選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
旧宮家の復活を要望している人です。
政治的立ち位置はこれでわかるでしょう。
選択しただけでレイシズムと言う」などと
妙な言いがかりいう反対派です。
別姓反対派に抜けている視点の1つは、選択的夫婦別姓=選択的夫婦同姓。
仕事上の利便性や、自分の姓への愛着から改姓したくない人がいる一方、改姓したい人だっているでしょう。
例えば「自分の姓が好きでない人」。
下の名前の場合、15歳以上なら正当な理由さえあれば改名できる上、俗にいうキラキラネームの場合、気持ちの面で名付け親の責任にもできるでしょう。
しかし、姓の場合、婚姻や養子縁組以外で改姓するハードルはかなり高く、また、親や先祖の責任とは言いがたく、気持ちの持って行き場がない人もいるかもしれません。
そのような人々にとって、夫婦同姓を認めることは、姓を変える貴重なチャンスではないでしょうか。
そして、自分の姓が大好きで、変えるなんてとんでもない、と思う人々のために、同じように夫婦別姓も認めるべきだと強く思っています。
(もちろん、自分の姓の好き嫌い以外の要因で改姓を希望する、あるいはしない人々も多いですが)
こちらにもコメントありがとうございます。
>別姓反対派に抜けている視点の1つは、選択的夫婦別姓=選択的夫婦同姓
選択的夫婦別姓問題の論点は、
もちろん「選択」か「強制」かです。
でもそれでは反対派は不利なのはあきらかです。
それでだと思いますが、反対派はたいてい
「夫婦別姓」か「夫婦同姓」かの対立に
論点をずらしたがるようです。
選択的夫婦別姓の反対派が
この問題を語るときは、ほぼかならず
「選択的」という語を落とすのも、
論点をずらしたいからでしょう。
そうやって論点をずらしているうちに、
推進派も自分たち反対派と同じように
「夫婦別姓」か「夫婦同姓」かの対立と考えていると、
思い込むようになるのでしょう。
「推進派は夫婦同姓を選択することを
否定している、レイシズムと呼んでいる」
などと言いがかりをつけるのも、
そうした論点ずらしの産物だと思います。
自分が夫婦別姓を選択することを
否定しているので、推進派も同じことを
していると錯覚するのでしょう。
>下の名前の場合、
下の名前は望めば変えることは、
わりあい可能なのですよね。
上の苗字はめったなことで変えられないです。
でも結婚や養子縁組すると、
有無を言わさず変えさせられます。
>夫婦同姓を認めることは、姓を変える貴重なチャンスではないでしょうか。
既婚女性を対象に結婚改正したことを
どう思うか訊いた調査がありました。
結婚改姓が嬉しかったかたが
ひとりだけいて、自分の生来の苗字が珍しく
プラバシーや出自がしれやすいので
嫌だったからだそうです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/463170597.html
選択的夫婦別姓を望む人たちは、
夫婦同姓を選択したい人、
結婚改姓したい人のことは、
とくになんとも言わないのが相場ですね。
本人望むなら改姓すればいいというスタンスです。
これまでの慣習もあるし、今後も夫婦同姓を
選びたい人はいるでしょうから、
たいていの選択的夫婦別姓を望む人たちは、
夫婦同姓の選択肢が今後も存続することを、
支持すると思います。
本人がとくに必要と感じているなら、
選択的夫婦別姓を望む人でも、
積極的に改姓を勧めることもあると思います。
のっぴきならない事情ですが、
ストーカーから逃れるために
結婚改姓するという例があります。
http://taraxacum.seesaa.net/article/303834115.html
このような場合は、選択的夫婦別姓を望む人でも、
改姓するのがよいと言うでしょう。
わりあい可能なのですよね。
上の苗字はめったなことで変えられないです。
でも結婚や養子縁組すると、
有無を言わさず変えさせられます。
一時期話題になっていましたが、男性が「王子様」から改名した例です。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amp.bengo4.com/topics/9355/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAbb4yNq6xfTTowE%253D
一方、姓の変更は、結婚や養子縁組(あと帰化の場合?)を除いて認められにくいそうです。
https://www.bengo4.com/c_23/li_469/
またまたコメントありがとうございます。
>一時期話題になっていましたが、
>男性が「王子様」から改名した例です。
>https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amp.bengo4.com/topics/9355/%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAbb4yNq6xfTTowE%253D
ご紹介ありがとうございます。
このお話は、名前とアイデンティティの問題について、
いろいろと考えさせられることがあると思います。
>一方、姓の変更は、結婚や養子縁組(あと帰化の場合?)を
>除いて認められにくいそうです。
>https://www.bengo4.com/c_23/li_469/
こちらもご紹介ありがとうございます。
アンケートに答えないと続きが読めないという、
ちょっといじわるな(?)記事ですね。
苗字を変えにくいのは戸籍のせいですね。
戸籍に入っているメンバーの苗字は
インデックスであり、全部同じと決まっているので、
特定のメンバーだけが苗字を変えることが
なかなかできないシステムになっています。
選択的夫婦別姓が認められて、
同じ戸籍の中にふたつの苗字が入るようになると、
これが契機となって、苗字を変えることも
もっと認められやすくなるかもしれないです。