国際結婚に対しておかしな認識の
反対派(非共存派)の主張を見ていると、
「選択的夫婦別姓だけでなく、
戸籍廃止も同性結婚もあれもこれもと、
いろいろなものが実現する」と思って、
被害者意識に陥っているようです。
「「夫婦別姓になったら、在日女が帰化なしで日本名になれてしまう!」→「国際結婚は現行でも別姓だ」と指摘されるも…」
(はてなブックマーク)
あえてヘイト的な発言をいたします。男性の在日の輩は、そのために日本国籍の女性と結婚しようとしている人もいます。そして、共産党系の弁護士は、事実婚もせず、子供を産んでいる人もいます。フェミニストは、共同親権の後は、「夫婦別姓」「戸籍廃止」を狙っていますね。
— Tassy (@tassy0617) December 19, 2018
追加:事実婚。単なる同棲。偽装結婚。さらには、同性婚において、他人の卵子、精子を提供してもらっての子供の確保、もしくは、養子縁組。子供の出来ない夫婦の、他人の精子、卵子を提供されての、子供の出産、もしくは、養子縁組。落ちるところまで落ちています。
— Tassy (@tassy0617) April 14, 2019
これも「選択的夫婦別姓が実現したら、
次はあれが実現して、これが実現する」という、
「ドミノ理論(危険な坂道理論)」の一種と
考えられるかもしれないです。
「●詭弁・誤謬【一度○○を許せば、たちまち××になるであろう (ドミノ理論)】」
「ドミノ理論」が出てきたら、
その主張はまず根拠がないと考えてよいです。
実際「ドミノ理論」は「とんでも」な
主張をする人がよく持ち出します。
選択的夫婦別姓の反対派が持ち出す
「ドミノ理論」で比較的多いのが
「選択的夫婦別姓の次は戸籍廃止を
狙っている」で、直近のターゲットとして
戸籍をあげるというものだと思います。
「選択的夫婦別姓と戸籍廃止は無関係」
ある種の選択的夫婦別姓の反対派
(排外主義者、反フェミ、ネトウヨなど)が、
「選択的夫婦別姓が実現したら、
次はあれでその次はこれで」のような
「ドミノ理論」を展開する理由は、
少しわかったかもしれないです。
ある種の反対派は、自分たちが政敵
(左翼、リベラル、フェミニストなど)と
みなしている人たちが、ターゲットにしていると
自分たちが思うものを次つぎと狙っていくと
考えているのだろうと思います。
それで「あいつらは選択的夫婦別姓も
あれもこれも狙っているから、
選択的夫婦別姓が実現したら、
次はあれとかこれとかの実現を狙うにちがいない」
という発想をすると想像します。
選択的夫婦別姓の実現を求めるかたは、
選択的夫婦別姓だけ関心があって、
戸籍廃止や同性結婚その他には、
かならずしも関心がない人もいるでしょう。
そうではなく戸籍廃止や同性結婚その他にも
関心があるかたもいると思います。
そうしたかたは賛成していることも多いと思います。
選択的夫婦別姓と戸籍と同性結婚は、
たがいにまったく無関係ではないです。
共生社会、家族とジェンダーの問題の観点から、
系統的に複数の課題に賛成を
しているかたもいると思います。
最初の反対派が列挙した課題の中には、
反対やあまり積極的に賛成できないものがある、
というかたもいるだろうと思います。
選択的夫婦別姓に賛成は意見が合っても、
ほかで意見が合わないこともあるでしょう。
戸籍廃止その他に賛成していても、
選択的夫婦別姓の実現のための活動だけしていて、
ほかの活動はしていないことも多いです。
選択的夫婦別姓の実現のほかにも、
いくつかの活動に関わる人もいるでしょう。
複数の活動にかかわっているかたでも、
それぞれはたがいに独立していると
考えているかたもいるでしょう。
最初の選択的夫婦別姓の反対派が並べた
課題のうちどれとどれに関心があるかは、
当然のことですが、人それぞれということです。
複数の課題に関心がある人、賛成している人、
活動している人もいるし無関心な人や、
なにもしない人、反対の人もいる、ということです。
そうとしか言いようがないです。