大阪市議会で、選択的夫婦別姓の法制化を
国に求める意見書が、賛成多数で採択されました。
「大阪市議会「選択的夫婦別姓」法制化を求める意見書を採択 自民だけが反対」
(はてなブックマーク)
これは「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の
働きかけによるものです。
採択おめでとうございます。
大阪市の議会で先ほど、選択的夫婦別姓制の法制化を求める意見書が賛成多数で採択されました。東京都議会と同じく、反対したのは自民党だけでした。https://t.co/KR4MBpUKTF
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) October 25, 2019
大阪市の市議会「大阪市会」で10月25日、
選択的夫婦別姓の法制化に向けた議論を
国に求める意見書を、賛成多数で採択した。
最大会派の大阪維新や公明などが
賛成にまわり、自民だけが反対した。
また、大阪府議会でも自民や公明などが
反対を表明していたが同日、同様の意見書を採択した。
これは、全国の地方議会に陳情を行なっている
市民団体「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の
はたらきかけによるもので、
同アクションとしては全国で30件目の採択となる。
政令指定都市としては横浜市、広島市に続いて3市目。
大阪市会で「選択的夫婦別姓制度の法制化に関する意見書」が可決となりました。維新と公明党で共同提出したものです。夫婦の姓をめぐる環境は大きく変化していることから、選択的夫婦別姓制度の法制化に向け議論の促進を図るとともに、関連法令の審査を積極的に進めることを強く要望するものです。 pic.twitter.com/RzeMaE1JeT
— 海老沢由紀 (大阪市会議員) (@ebisawayuki) October 25, 2019
大阪市議会で選択的夫婦別姓の法制化を求める意見書が可決。同じく、本日、大阪府議会においても同意見書が可決。内閣府公表の世論調査では66.9%が賛意、30代若手世代では84%が賛成。でも国は反対。国は女性活躍!と叫ぶが、夫婦に選択権すらない。新しい選択肢があっていい。 https://t.co/NKSeFBbfK7
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) October 25, 2019
採択には、維新、公明は賛成しました。
自民党だけは例によって反対しました。
いつものパターンです。
自民党だけ反対という展開が何度も続くと、
だんだんと「自民党はそういうところ」と
認識されるようになるでしょう。
今後の意見書の採択で自民党だけ反対でも、
「また自民党か」くらいに思われて、
意外性を持たれなくなると思います。
はてなブックマークを見ると、
採択に反対した自民党への批判がほとんどです。
ほかは維新の賛成派意外だったという
コメントが若干ある程度です。
「自民党は頑迷きわまりなく選択的夫婦別姓に
反対する不可解な政党」という認識は、
じわじわと広まっていると思います。
わたしとしても、自民党のかかる実態を
多くの人たちが知るようになるのは、
とてもよいことだと思います。
「自民党は選択的夫婦別姓に反対する
特異的な政党」という認識は、
広く知られていいと思います。
東京都議会では、選択的夫婦別姓の
法制化を求める請願は通常の多数決なので、
自民党は反対しましたが、賛成多数で可決しました。
意見書は東京都議会では全会一致が必要なので、
自民党の反対で採択されなかったのでした。
地方議会では自民会派による反対が続いている。
東京都議会は6月に選択的夫婦別姓の法制化を求める
請願を賛成多数で可決したが、自民の反対があり、
国に送る意見書の採択には至っていない。
大阪市議会は意見書も通常の多数決で
採択されるものと思います。
それゆえ自民党の反対があっても
賛成多数で採択されたということです。