結婚前からモラハラ男を識別する方法です。
3つ目の特徴は「モラハラ文化への親和性」です。
「モラハラ男は結婚前に見抜いて排除すべし。
そうすれば日本は変わる<モラ夫バスターな日々33>」
「モラハラ文化」とはなんだ?と思いますが、
ここでは因襲・反動的な家族・ジェンダー観です。
3、モラ文化への親和性
イエ制度、性別役割分担など「伝統的家族観」
(伝統的といっても、基本的には明治以降)との
親和性の高い男性も要注意である。
跡取りを気にしたり、家柄などを言い出すのは、
モラ体質が強いといえる。
3歳までは、母が育てるべきとの3歳神話を信奉し、
結婚、出産退職を迫る男性は、出産や退職で
モラスイッチが入り、モラ夫になることが多い。
因襲・反動的な家族・ジェンダー観は
基本的に男性中心、男性優位です。
それゆえ相手より上に立ちたいとか、
自分は偉いと思いたいという
モラハラ指向の強い男性が利用するには、
都合がいいことになります。
このような家族やジェンダーに関する思想は、
基本的に変えにくいと思います。
それで結婚前からこのような思想を
あらわすことがあるのでしょう。
女性としては、男性にこのような
家族やジェンダーに関する思想が
あるかどうかを、探ることになります。
因襲・反動的な家族・ジェンダー観は
ジェンダー差別的でもあります。
事前にわかれば、女性から遠ざける理由として
主張しやすくなるでしょう。
このような話題については、
どうやって切り出すかが難しいと思います。
10月20日エントリでお話した、
結婚改姓についての考えを聞くのは一案です。
「彼から結婚改姓の考えを聞く方法」
「婚約している友人が結婚後の
苗字のことで悩んでいる」お話をするという
お話の切り出しかたの指南もしめされています。
共働き共家事する夫を見つけたい婚活女性は
— あやめ@共働き共家事 (@sai_nagerareta) 2019年10月14日
「友達が最近婚約して、どっちの名字にするかで揉めてるんですって。
友達が話し合おうとしても、彼の方が逃げるらしく」
と言ってみるといい
共働きなのに家事しない男性は、「男はこう、女はこう」って意識が強くて、
改姓問題はその最たるものだから。
私の実体験では
— あやめ@共働き共家事 (@sai_nagerareta) 2019年10月14日
「それは女性のワガママでは?
僕は長男だから変えられませんよ(彼の弟は夫氏婚して子供もいる)」
という人や、
「結婚は個人同士の問題では済まないから、親の意見も聞かないと...」という人がいた。
女性のワガママさんとは話が噛み合わず、お互いに「ないな」という感じで解散、
「女が結婚改姓するのが当然」と
考えること自体が、因襲・反動的な
家族・ジェンダー観であり、
「モラハラ文化」のうちでもあります。
また結婚改姓に対する考えかたは、
ほかの因襲・反動的な家族・ジェンダー観とも
連動していることも多いです。
それゆえ苗字の問題を探ることで、
ほかの「モラハラ文化」との親和性についての
判断材料になることがあります。
フェミニズムはもてるための技術でないし、
男性が実践してももてることを保証しない、
というお話をしたことがあります。
「フェミニズムと非もて」
最初に紹介したサイトのお話を見ると、
モラハラ男になるのを防ぎ、
女性からパートナーとして
信頼されるようになるためには、
男性がフェミニズムの理解や実践をすることは、
じゅうぶん妥当な判断だと言えます。