2019年11月22日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓訴訟(信条による差別)・原告敗訴(2)

取り上げるときのう予告した、非常に残念なニュース。

現行民法は夫婦別姓を選択できず
法のもとの平等に反するとして国を訴えた
夫婦別姓訴訟のひとつが、11月19日に
一審判決がくだり原告敗訴になりました。

 
「夫婦別姓禁止に「合憲」判決 広島地裁が賠償請求を棄却」

夫婦別姓を選べない民法などの規定は
憲法が保障する法の下の平等に反するなどとして、
広島市南区の医師恩地いづみさん(63)が
国に50万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、
広島地裁の小西洋裁判長は19日、
「合憲」との判断を示し、請求を棄却した。


これは4件の夫婦別姓訴訟のうちのふたつ目です。
「別姓訴訟を支える会」が支援しているものです。

「もうひとつの夫婦別姓訴訟」

夫婦別姓を望む婚姻届の受理を拒まれた
東京都や広島県の事実婚の男女7人が10日、
夫婦同姓を定めた民法の規定は「法の下の平等」を
保障した憲法違反だとして、国や自治体に損害賠償などを求め、
東京地裁や同立川支部、広島地裁に提訴した。
同姓にしなければ法的に結婚できないのは不平等だと主張している。

この原告団は、このほかに東京地裁にも
同様の内容の夫婦別姓訴訟を起こしています。
こちらは10月2日に原告敗訴になりました。

「夫婦別姓訴訟(信条による差別)・原告敗訴」

夫婦同姓を定めた民法の規定は
「法の下の平等」を保障した憲法に違反するとして、
事実婚の夫婦ら3人がそれぞれ50万円の
国家賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁は2日、原告の請求を棄却した。

東京地裁に提訴したものは、控訴しています。
この広島の訴訟も控訴するものと思います。


この原告団はいまのところ訴訟を
起こしているのは、東京と広島だけです。
今後さらにほかでも提訴を予定しています。
2件とも残念な結果になっていますが、
まだ提訴する可能性はあると思います。

「First step 選択的夫婦別姓について知る」

原告は、どのような方々ですか?

夫婦のいずれも生来の姓を維持するために
事実婚をしている方々が原告になっています。
まず初めに、東京と広島で提訴しましたが、
今後、全国に拡大することも予定しています。


付記:

10月9日エントリで、東京地裁に提訴した
夫婦別姓訴訟で原告敗訴になったとき、
残っているのは4件のうちあと1件になった、
という主旨のことを書いていました。

この時点では広島地裁に提訴した訴訟は
判決が出ていなくて、まだ残っていたことになります。
10月9日エントリの不正確な記述を
削除、修正しておきます。

posted by たんぽぽ at 22:19 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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