他人の生きかたに口を出すやりかたに
息苦しさを感じていた先輩と、だいぶあとに
なってからだけど、その先輩はツイートのかたの
ことばでそれに気がついたお話です。
「「昔に「スカート短けーんだよ、調子のってんじゃねーよ」と呼び出してきた先輩に言い返したら、今日になって連絡が来た話」」
一連のツイートはものすごいバズっています。
もとのツイートをしたかたも、
次のように直接言及しています。
一連のツイートがプチバズって驚いています。宣伝の代わりに一言。これがバズるってことは、みんな人生に口を出されるの嫌なんだと思う。人の人生に口出すのをやめて、その分のエネルギーは人を助けたり人に親切にするのに使いましょ!そしたらみんなハッピーよ!
— 一戸恵梨子 🇦🇺 (@erikoichinohe) 2019年11月16日
後半でもとのツイートに賛同や共感をした
というかたがたくさんいて、
最初にリンクした記事の後半で、
それらが紹介されています。
これはとりもなおさず、他人の生きかたに
口を出す社会に息苦しさを感じている人たちは、
当の日本人の中にもたくさんいることを
示していることになります。
そうなると、社会の構成員の多くが不満を
持っている悪しき因習が、なぜいつまでも
続くのかという問題があります。
因習を振り回すのは社会の既得権益者であり、
社会的な力が強いことが多いです。
それゆえ因習を維持する層が比較的少数でも
なかなかなくならないのかもしれないです。
ツイートのかたがスカートの丈の長さで
先輩に絡まれたときの反論は、
「あなたの人生に悪影響を及ぼすなら
あらためるが、そうでないなら
私の人生に口を出さないでくれ」です。
他人の生きかたに口を挟む人に対する
反論としてはストレートだと思います。
ちょっと衝撃的な出来事があったので書きますね。昔、先輩から呼び出されて「スカート短けーんだよ、調子のってんじゃねーよ」と言われたことがありまして、そのときに「私のスカートの長さが先輩の人生に悪影響を及ぼしているなら改めますけど、そうでないなら私の人生に口を出さないでください」って
— 一戸恵梨子 🇦🇺 (@erikoichinohe) 2019年11月15日
くだんの先輩はこの反論を聞いて、
そのまま引き下がったと思われます。
このストレートな反論をはっきり言うことは、
有効ということになるでしょう。
この先輩は帰国子女で外国の文化の
影響を受けているから、ということも
考えられなくもないです。
それでもずっと日本で生まれ育った日本人でも、
その多くは理解できる反論だろうと思います。
こうしてみると、他人の生きかたに
口を挟む社会に不満を持っていて、
それをなくしたいというポテンシャルは
じゅうぶんありそうに思います。
考えかたが硬直している人や、他人の生きかたに
口を挟む社会から利益を得ている人は、
手の施しようはないと思います。
それでも少なくない人は他人の生きかたに
口を挟む社会は息苦しいと考えているのであり、
将来的にはなくしていける可能性は、
じゅうぶんありそうです。