関係についてくわしく解説した記事です。
「菅原経産相辞任で「統一教会がらみ」閣僚は10人に。安倍内閣と統一教会の関係を読み解く」
(はてなブックマーク)
ひさしぶりに統一教会の話題を見たと
わたしは思ったので、このお話をしたいと思います。
今回は記事の最初に出ている、
安倍政権の閣僚と関わりがある宗教団体の
一覧について見ておきたいと思います。
この表は「関わりのある」というだけで、
かならずしも「信者」ではないです。
あらためて眺めると圧巻だと思います。
とくに日本会議、神道政治連盟(神政連)、
統一教会は、かなりの数の安倍政権の閣僚が
関わりがあることがわかります。
これら3団体は自民党の多くの議員が所属、
もしくはかかわりがあることは、
常識的にご存知のかたもいると思います。
それでもそれほどおおっぴらに
されていることではないですし、
ご存知ないかたのほうが多いでしょう。
はじめてこれをご覧になったかたは、
衝撃を受けるかもしれないです。
上の表では、日本会議を宗教団体として
扱っているのが特徴的です。
「日本会議」はそれ自体は任意団体であって、
宗教法人ではないです。
それでも役員の3分の1以上が
宗教団体の関係者でしめられていて、
きわめて宗教色の強い団体になっています。
「日本会議」は各種宗教団体の共用組織に
なっていると言えるでしょう。
「日本会議・宗教団体の共用組織」
「安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(上)」
一方で、神道系、仏教系、その他新興宗教の
各種宗教団体の関係者が、日本会議の役員の3分の1以上を占め、
極めて宗教色の強い団体となっています。
日本会議、神道政治連盟、統一教会は
(多くの日本の宗教団体がそうですが)、
家族やジェンダーに関しては因襲・反動的です。
彼らは選択的夫婦別姓にも反対していて、
実現阻止の強力な圧力団体として
活動を展開し、影響を及ぼし続けています。
選択的夫婦別姓の実現を求める人たちにとっては、
おおいなる注意が必要になるでしょう。
「選択的夫婦別姓の反対派こそカルト」
「日本会議・別姓反対小史」
「神道政治連盟とは? 反対派の圧力団体」