2019年12月22日

toujyouka016.jpg ジェンダーギャップ指数2020(2)

12月20日エントリの続き。

世界経済フォーラムが発表した
「ジェンダーギャップ指数」については、
メディアでも取り上げられています。

「The Global Gender Gap Index 2020」
「男女平等度ランキングで日本は121位 政治・経済の分野で格差」

 
「日本の男女平等度、121位に後退 先進国最低、政治分野で遅れ」
(はてなブックマーク)
「男女平等、日本は121位 世界的解消は「99年半かかる」」
(はてなブックマーク)
「社会進出めぐる男女格差 日本は過去最低の121位に」
(はてなブックマーク)
「ジェンダーギャップ、日本は過去最低の121位」
「日本の男女格差過去最低121位 女性閣僚の少なさ響く」(全文)
(はてなブックマーク)
「男女平等指数、日本は過去最低の121位 政治参画遅れ」
(はてなブックマーク)











どのメディアも全体の傾向について触れ、
さらに上位の国や、順位に目立つ
変化のあった国に触れています。

そして日本の順位が121位でまた下がったこと、
全体から見て下位であることに触れ、
日本の順位が低迷する原因として
おもに政治分野があることに触れています。


日本のジェンダーギャップ指数の順位は、
自民党・安倍政権が女性閣僚を増やした
2015年ごろはいくらか上昇していました。
ところが2016年以降は下降傾向で、
今回の2019年で大幅に順位が低下し、
過去最低を記録することになります。



2010年代というか自民党・安倍政権時代は、
詩織さんのことやら医学部の点数操作やらで、
ジェンダー差別がそれ以前に増して
顕著になった時代だったと思います。

「2010年代の日本ジェンダー史」

ジェンダーギャップ指数という
数値ではっきり示される指標でも、
日本のジェンダー平等の立ち遅れ具合が、
あからさまになったと思います。

自民党・安倍政権は「女性が輝く」を
スローガンにして、女性に開かれた社会を
作ることを公約にしています。
ジェンダーギャップ指数を見ても、
この公約は結果が出ていないと、
評価せざるをえないです。


共同通信とNHKの報道を見ると、
世界的なジェンダー格差の解消には
あと99.5年かかるという、世界経済フォーラムの
算出について言及があります。

世界的な男女間格差の解消には99年半かかると予測。
政治への女性参画が進みつつも、道のりが依然遠いことを示した。
世界経済フォーラムでは、世界全体で男女間の格差を
すべて解消するにはまだ100年近くかかるとして、
各国に対して取り組みを強化するよう求めています。

どことなく他人ごとのような
書きかたを感じないでもないですが、
日本は足を引っ張っているほうということは、
どの程度意識されているかと思います。

posted by たんぽぽ at 17:01 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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