2020年01月11日

toujyouka016.jpg 旧姓併記に多額の予算と薄い実効性

前のエントリの続き。

住民票、マイナンバーの旧姓併記に関する
毎日新聞のコラムを見ていきます。

「あした元気になあれ 旧姓併記でお茶を濁すな=小国綾子」
「明日元気になあれ 旧姓併記でお茶を濁すな」(全文)

住民票、マイナンバーの旧姓併記の実施に
必要なシステム改修のために使われた予算が
194億円ということに言及があります。

 
選択的夫婦別姓制度について
消極的な政府が、“女性活躍”のために掲げた
「旧姓の通称としての使用拡大」策の一つで、
全国の市町村のシステム改修のために
計上された予算は合計194億円!
有効性もよくわからない旧姓併記のため、
国民の大切な税金が使われたことが釈然としない。
どうせなら、この194億円、実効性が明確な
保育園の待機児童対策などに使ってほしかったなあ!


2018年1月の時点で、旧姓併記のために
計上した予算は100億円です。
そのあとも追加される可能性はありましたが、
結局2倍近くになったことになります。

「マイナンバーの旧姓併記に100億」

旧姓併記の住民票、マイナンバーによって
旧姓使用が認められる場面は
ほとんど増えず、多額の予算を投入したのに
たいして役に立たないことになります。

それでも今後、運転免許証をはじめ、
旧姓使用が認められる場面は
まがりなりにも増えるとは思います。
そのたびにシステム改修が必要になるとすると、
投入される予算はさらに増えることになります。


こんなことなら選択的夫婦別姓を
導入したほうがずっとシステム改修の
予算は少なくてすむというのは、
すでにいろいろなかたから指摘されていることです。

選択的夫婦別姓に頑なに反対し、
旧姓使用の拡大を主導した政府・自民党は、
この状況をどう考えているのかと思います。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)で、
住民票、マイナンバーの旧姓併記にについて
語る人もほとんど見かけないです。

「旧姓使用でじゅうぶんだ」と主張する
選択的夫婦別姓の反対派は多いです。
それなら旧姓併記が実施されたことについて、
なにか語る責任があると思います。


投入された予算の規模とそれに見合うだけの
有効性がおおよそないことを、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)諸氏は
どう思っているのかと思います。

彼ら反対派の中には、システム改修の
予算が大きいことを、選択的夫婦別姓導入の
反対の理由にすることも多いです。
(中には「税負担を拒否させろ」とまで
言う反対派(非共存派)もいます。)

「夫婦別姓・導入コスト負担の責任」
「選択的夫婦別姓に絡む利権者?」

住民票とマイナンバーの旧姓併記のために
計上した194億円は、たいした額ではないと
反対派(非共存派)諸氏は言うのでしょうか?

旧姓使用のためなら多額の税金を
投入しても惜しくないが、選択的夫婦別姓のために
税金を使うのは一銭でも高い、なんて
彼ら反対派(非共存派)は言うでしょうか?

posted by たんぽぽ at 23:17 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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