「ばか」な言動をする人たちを
批判したところで、「ばか」な言動をする本人を
説得することは、ほとんど不可能です。
「首位は日本を代表する虚言癖…2019年の「バカ」トップ10」
それでも、批判が「ばか」な言動をする人たちに、
直接影響を与えることはあるでしょう。
「ばか」な発言が批判されることで、
批判された本人から「ばか」な発言をする自信を
ある程度削げることもあると思います。
いくら批判されても、しばらくしたら
また「ばか」な発言をする人は多いです。
またいくら批判されても「蛙のつらに水」で、
少しも屈折する様子のない(ように見える)人も
少なくないと思います。
それでも「小説家をやめる」とか、
「小説家をやめるのやめた」とかしょっちゅう
言っている百田尚樹氏のようなのを見ると、
批判されることでそれなりに
へこむ人はいるのだなとも思います。
【第9位】百田尚樹
トンデモ本「日本国紀」が話題に。
フランシスコ・ザビエルとルイス・フロイスを
間違えていた件に関しては「どっちにしても外人や」。
「文芸の業界うんざり」と小説家引退を宣言し、
ネット上で「どうせ閉店商法だろ」と揶揄されていたが、
半年もしないうちに引退を撤回。
「かまってちゃん」から引退したほうがいい。
「ばか」な発言をする人を逃げ切らせず、
なんらかのその責任を取らせることが
できれば、もっといいでしょう。
「ネトウヨを野放しにするな(2)」
小川及びその周辺にいるいかがわしい連中に対し、
出版業界は毅然とした対応をとるべきだ。
今、日本にとって一番大切なことは、
小川を逃げ切らせないことである。
そして、あの手の連中の所業をすべて暴き出すことだ。
いくら本人を追求しても、だまったり
はぐらかしたりして、「ばか」な発言に対して
じゅうぶんな責任を取らせることは、
むずかしいことも多いでしょう。
それでも問題発言に対して謝罪させるなど、
一定の責任を取らせることはわりとあります。
それでも変わらない人も少なくないですが、
まがりなりにも「ばか」な発言を
させにくくなることも多いと思います。
このほかにも、まれなことですが、
「ばか」な発言をする人に対する批判が
「クリティカル・ヒット」することがあります。
長谷川豊氏は、自分のブログで人工透析を
受ける人を攻撃する記事を書いて、
猛烈な批判を浴びたことがありました。
それによってレギュラー出演の番組を、
すべて降ろされるにいたりました。
「長谷川豊、MX『バラいろダンディ』降板 ブログ騒動でレギュラー消滅 」
『新潮45』が2018年10月に
休刊に追い込まれることになりました。
同性愛を差別する杉田水脈や
小川榮太郎の記事を掲載したことで、
批判されたことが原因です。
「「新潮45」同性愛差別で休刊」
「ばか」な発言をする人がメディア出演する
機会がなくなる、「ばか」な発言を
載せるメディアがなくなる、というのは、
「ばか」な発言をする本人への影響としては、
効果が大きいことだと思います。