思われる「結婚しなくていい」の野次から
選択的夫婦別姓の実現を主張する社説が出ました。
「<社説>選択的夫婦別姓 導入へ議論進めるべきだ」
選択的夫婦別姓の導入を訴えた野党議員の質問に対し、
議員席から「だったら結婚しなくていい」と
やじが飛んだという。極めて遺憾である。
ただ皮肉にも今回の問題で、選択的夫婦別姓制度に
再び焦点が当たることになった。
安倍政権下で夫婦別姓の議論は進んでいない。
「女性活躍」の看板を掲げるのなら、
強制的な同姓により社会で不便や不利益を
受けている人の声に耳を傾けるべきだ。
同姓を法律で義務付けているのは世界で日本だけだという。
多様な価値観を尊重し、女性の社会進出の
障害にもなっている同姓規定の見直しに向け、
国会は速やかに議論を進めてもらいたい。
野次の発言主をはっきりさせ、
発言の責任を取らせることは大事です。
それ以上に大事なことは、
選択的夫婦別姓が実現することです。
この機会に議論が活発になり、
選択的夫婦別姓の実現に結びつけば、
それがもっともよいことになります。
自民党・安倍政権の現状を見れば、
ここでいくら議論が活発になっても、
選択的夫婦別姓の実現には
いたらないだろうと思います。
それでも世論が喚起されることで、
選択的夫婦別姓に賛成するかたが
増える可能性はあると思います。
それによっていつまでも
選択的夫婦別姓に反対する自民党への
圧迫になればよいと思います。