結婚改姓したくないなら「結婚しなくていい」を
擁護する、選択的夫婦別姓の反対派です。
この反対派(非共存派)は「結婚するには
どちらかの姓を名乗るという現状を述べると
バッシングされる」とご不満です。
10年前の写真。夫婦別姓に反対する署名が250万名も集まっていた。先日杉田議員の「姓を変えたくなければ結婚するな」発言で大騒ぎ
— 太田 太 (中央区 自民党) (@Chuo_Futoshi) January 29, 2020
結婚するにはどちらかの姓を名乗るという現状を述べるとバッシングされるようになってしまったのは、なんだ?もう一度、家族の在り方を考えて頂きたい#夫婦別姓反対 pic.twitter.com/7I6EVaV4AV
「結婚しなくていい」という野次は、
「現状を述べる」というものではないです。
結婚改姓したくないならどうするべきか、
という「判断」を述べたものです。
「結婚しなくていい」は、結婚改姓したくない人、
選択的夫婦別姓を求める人を
踏みつけ排除する差別的なものです。
現在起きている批判はなされて当然です。
「改姓が嫌なら「結婚しなくていい」」
「結婚しなくていい・野次の責任を取らせろ」
「現状を述べると」なんて、正当な批判を
あたかも理不尽なバッシングであるかのように、
この反対派は印象操作しているのでしょう。
最初のツイートの反対派(非共存派)は、
10年前の選択的夫婦別姓の反対派の集会を
引き合いに出して、反対派に対する世論の
風当たりが変わったと言っています。
10年前なら「結婚改姓したくないなら
結婚しなくていい」と野次を吐く議員がいても、
現在ほどは問題視されなかったのでは
ないかとは、わたしも思います。
10年間で社会が変わったのでしょう。
選択的夫婦別姓は必要なこと、反対するのが
おかしいという認識が、世論のあいだで
それだけ浸透したということです。
それは選択的夫婦別姓の推進派のかたがたが、
世論への理解を浸透させるべく、
活動してきたことの結果だと言えます。
2011年-2015年の夫婦別姓訴訟、
そして現在審理中の2018年からの
4件の夫婦別姓訴訟はとくに大きいです。
「夫婦別姓の初訴訟」
「夫婦別姓訴訟・4件が同時に審理」
最初のツイートの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は太田 太、
自民党の中央区議会議員のようです。
ツイッターのプロフィールを見ると、
選択的夫婦別姓に反対するのも
さもありなんという感じです。