2020年02月01日

toujyouka016.jpg 二階俊博・人権問題の軽視は以前から

1月26日エントリで、自民党の二階俊博幹事長は
「結婚しなくていい」という野次に対して
「重大な関心を寄せていない」などと
言ったことをお話しました。

「結婚しなくていい・関心を寄せていない」
「夫婦別姓に「それなら結婚しなくていい」 国会でヤジ」

 
自民の二階俊博幹事長は記者団に問われ、
「断片的にヤジで聞いて『どう聞いたか』と
言われても、それほど重大な関心を
寄せているわけではない」と述べるにとどめた。


二階俊博は2018年8月にも、
杉田水脈の「同性愛者は生産性がない」や、
谷川とむの「同性愛は趣味みたいなもの」
対して「こういうことはそんなに
大げさに騒がないほうがいい」などと
言っていたことがありました。

「同性愛差別・この程度の発言?」

自民党の二階俊博幹事長は2日、同党所属議員から
性的少数者への無理解な主張が続いていることについて
「こういうことはそんなに大げさに騒がないほうがいいんです。
この程度の発言があったからと言って、
帰国してからどうだってそんな話じゃありません」と述べた。
自民党は2日、杉田水脈(みお)衆院議員が
同性カップルを念頭に「子供を作らない、
つまり『生産性』がない」などと主張した問題について
「(LGBT)問題への理解不足と
関係者への配慮を欠いた表現がある」として、
杉田氏に今後注意するよう指導したとの党見解を公表した。
同党の谷川とむ衆院議員もインターネット放送で、
同性婚のための法整備は不要との見解を示す中で、
同性愛を念頭に「『趣味』みたいなもの」と発言している。

二階俊博は以前から人権問題を
軽視する人だったということのようです。


もうひとつ考えられるのは、
これも何度かお話していることですが、
このような問題発言に関しては、
極力反応せず無関心をつらぬいて、
フェートアウトをさせようということです。

問題発言の追求に反応することで、
東京都議会のセクハラ野次のような事態に
なることを避けよう、ということです。

2014年のセクハラ野次のときに、
問題発言は極力反応しないという方針を
自民党は決めたのだとしたら、
同性愛に対する差別発言は2018年ですから、
二階俊博の無関心はすでにこの方針に
もとづいていたことになるでしょう。

posted by たんぽぽ at 19:39 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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