内閣府の世論調査を引き合いに出しての
「夫婦同姓であるべきが過半数」という
安倍晋三首相の発言は、3月15日エントリで
ご紹介の「みらい選挙プロジェクト」の
ツイートで言及されていました。
安倍首相の2020年2月4日の答弁「平成29年の内閣府の世論調査で、法改正で旧姓の通称使用の機会を広げるべきだという意見を含め夫婦は必ず同じ氏を表するべきだという意見が過半数を占めた」について。選択的夫婦別姓に関する最新の世論調査は。 pic.twitter.com/Iea8EwoVBv
— 三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) February 5, 2020
「2年前の世論調査では夫婦同姓であるべきが
過半数だと言うが、最近のメディアの
世論調査では選択的夫婦別姓に賛成が
7割で圧倒的に多数だ」というのが、
このツイートの趣旨だと思います。
最新の朝日新聞とJNNの世論調査で
選択的夫婦別姓の導入に賛成が
圧倒的に多数となった結果を、
安倍晋三はどう考えるかと思います。
「選択的夫婦別姓の世論調査・賛成が7割(2)」
「JNN・選択的夫婦別姓の世論調査」
世論調査は反対が多数だと
主張できる場合だけ取り上げて、
どうやっても賛成が多数としか結論できない
世論調査は無視するでしょうか?
賛成がこれくらい多数になったのは、
推進派のかたがたの地道な活動によって、
選択的夫婦別姓に対する適切な理解が
進んだことがあるでしょう。
直接的には、杉田水脈によると
思われる「結婚改姓がいやなら
結婚しなくていい」という野次が
影響したことも大きいと思います。
「改姓が嫌なら結婚しなくていい?」
現状はこれくらい賛成が多数になっても、
選択的夫婦別姓を導入せず放置している
ということでもあると思います。
それくらい選択的夫婦別姓の導入は、
遅れすぎているということです。