2020年03月28日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓で犯罪増加・暴論で根拠不明の懸念

自民党・愛媛県議の森高康行による
「夫婦別姓で犯罪が増える」発言を報じた、
最初の毎日新聞はこちらだと思います。

「「選択的夫婦別姓は犯罪増えないか」 導入求める請願審査で愛媛県議暴論、不採択に」
(はてなブックマーク)

この毎日新聞の記事はすごいです。
問題の森高康行の発言について
見出しで「暴論」と書かれ、本文中でも
「根拠不明の懸念」と言われています。

 


反対する委員の自民県議から
「安易な選択的夫婦別姓は犯罪が
増えるのではないか」との根拠不明の懸念が示され、
請願は賛成少数で不採択となった。


このような記事は、あきらかに発言者が
おかしなことを言っていようと、
客観的な表現を使うのが通常だと思います。
問題の森高康行の発言も表現だけは
一定の配慮がなされると思います。

「暴論」「根拠不明の懸念」なんて
書かれるのは、「夫婦別姓で犯罪が増える」は
もはや検討に値する「意見」ではないと
考えられている、ということだと思います。


「意見」でないなら「多様性」の名のもとに
尊重する必要もないでしょう。
議論のときも、はじめから無視して
かまわない「暴言」ということになります。


3月27日エントリでも触れましたが、
「夫婦別姓で犯罪が増える」は
反対派にとっては「標準的」な主張です。

選択的夫婦別姓の反対派の主張は、
世間一般からはもはや論外と思われていることが、
ここでも示されたと思います。

posted by たんぽぽ at 14:50 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 夫婦別姓で犯罪増加・暴論で根拠不明の懸念 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]