東京都内のホテルで、勉強会を開くという
実に危機感のないことをしていたことが、
ニュースになりました。
「二階幹事長が80人の満員集会で「コロナ傲慢・仰天発言」連発!」
コロナウイルスの脅威が広がって、
その対策のためにあちこちで
会合の中止が続いています。
そんな中、よくのんきに大勢集まって、
勉強会を開いていられると思います。
3月25日はちょうど小池百合子東京都知事が
外出自粛要請を出した日というのも、
二階俊博の無神経さを象徴するようです。
勉強会の参加者は約80人、会議室は満席でした。
参加者は50-70代が多かったようです。
ふつうに考えて感染のリスクが高い状況です。
すでに2週間以上経っていますが、
この勉強会の参加者から発症者が
出たというニュースはないようです。
コロナウイルスに感染したら
発症する時間が経過しているので、
おそらく参加者は全員無事なのでしょう。
感染者がいないのは結構なことです。
それでも二階俊博をますますつけあがらせる
という、悪影響もありそうです。
輪をかけてすさまじいのは、
二階俊博が勉強会でコロナウイルスについて
言及したことの内容です。
すべての問題発言は記事を
ご覧いただくとして、たとえばこんなことを
二階俊博は言ったのでした。
「不要不急の外出はいけないとか、
集まって何かするのもどうかと言われていますが、
私はまあ、あんまり神経質になってもしょうがないと思います。
好き嫌いを言わずにご飯を食べて、
睡眠さえしておけば少々のことには
勝ち抜くように人間の身体はできているんです」
感染経路が不明のケースが増えています。
どこでだれから移されるかわからないです。
コロナウイルスはいまのところ、
効果的な治療薬やワクチンもないです。
神経質に外出を控えざるをえないでしょう。
それにしても「少々のことには
勝ち抜くように人間の身体はできている」なんて、
二階俊博はコロナウイルスの危険性を
本質的に理解してないようです。
おそらくお得意の(?)精神論で
コロナウイルスに対処できるとでも、
思っているのかもしれないです。
ある意味自民党らしいと思います。
勉強会の内容はわからないですが、
参加者はある程度以上熱心な
自民党の支持者でしょうか?
そういう人たちならこんな精神論も、
支持するかもしれないです。
付記:
記事カテゴリは「疑似科学(にせ科学)」にするよ。
コロナウイルスを精神論で乗り越える
なんて、「とんでも」「オカルト」です。