2020年04月15日

toujyouka016.jpg 立憲民主党・コロナ対策で支持率低下

あまりよくないニュースです。

4月に入ってなんと立憲民主党の
支持率が大幅に下がりました。
4月11日-12日に行なわれた、
産経新聞とFNNの合同世論調査です。

「産経・FNN合同世論調査 立民の支持率急落 維新が野党トップ」
(はてなブックマーク)

 
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が
11、12両日に実施した合同世論調査では、
野党第一党の立憲民主党の支持率が3・7%と急落し、
新型コロナウイルス対応をめぐって安倍晋三政権への
批判を取り込めていない現状が浮き彫りになった。
一方、日本維新の会が5・2%と急伸し、
野党トップの座に躍り出た。
立民の支持率は3月の7・7%、2月の8・6%、
1月の5・9%から大きく落ち込んだ。

立憲民主党の支持率の推移は、
1月: 5.9%
2月: 8.6%
3月: 7.7%
4月: 3.7%
ですから、今月になって急激に低下したということです。

日本維新の会の支持率は5.2%です。
立憲民主党は野党最多の支持率を
維新に明けわたしてもいます。

立憲民主党の支持率が3.7%というのは、
危機的な状況だと思います。
このまま支持率が回復しないと、
泡沫政党の中に埋没することになります。


かかる支持率の大幅低下の原因は
やはりコロナウイルス対策でしょう。
立憲民主党は、コロナ対策に関して
目立つ発言や活動がないようですし、
存在感を発揮できていないと思います。

立憲民主党は野党だし、政策を提示しても
反映される可能性はほとんどないので、
不利な状況ではあります。
緊急事態になると対応する与党が目立つので、
野党の影が薄くなって、支持率が下がるのは
ある程度はやむをえないと思います。

それでも積極的に政策を示して、
「立憲民主党が政権を取っていれば、
もっとまともな対策をしてもらえた」と、
国民の多くが思えるくらいに
する必要があると思います。


産経新聞の記事によると、支持率低下を招いた
立憲民主党のコロナウイルス対応として、

1.「桜を見る会」の追求に重点を置いて、
 コロナ対策に重点を置かなかった
2. 消費税減税に否定的

のふたつをあげています。

立民は国会審議で「桜を見る会」などの追及に
力を入れ、“初動対応”で批判を浴びた。
緊急事態宣言を定めた改正新型インフルエンザ等
対策特別措置法には賛成したが、
他の野党が消費税減税を訴える中、
枝野幸男代表は慎重な姿勢を崩さず、
政権との明確な対立軸を打ち出せていない。

1. に関しては、「森友」や「加計」の追求という
「成功体験」があるからでしょうか?
それともここで「桜を見る会」の
追求を中断したら安倍政権に
逃げられると思ったのでしょうか?

「桜を見る会」の追求も大事ですが、
コロナウイルスの脅威のほうが
重大かつ急を要することです。
立憲民主党もコロナウイルスの脅威を
じゅうぶん認識していなかったのかもしれないです。


2. に関しては、コロナ対策による自粛で
仕事がなくなった一般市民の経済的な救済として、
消費税の減税は簡単かつ効果的です。

コロナウイルスと関係なくても、
消費税は国民生活を経済的に圧迫し、
減税が必要なことは、2019年の参院選で
れいわ新選組が示したと思います。

「れいわ新選組の公約・消費税廃止」

ほかの野党はどこも消費税減税を主張しています。
この期におよんで立憲民主党ないし
枝野幸男は、なぜに消費税減税に
尻込みしているのかと思います。

「財政再建は大事」とか「将来の福祉の
財源確保に消費税が必要」とか旧来の考えに
まだとらわれているのかと思います。


立憲民主党はコロナウイルスに対して、
具体的かつ効果的な対策を打ち出すことです。
すでに一定の対策を打ち出しているなら、
それをもっと世論一般に知られるよう、
積極的にアピールすることです。

実現は困難だけど立憲民主党が政権を
取っていればこんな対策を実行する
というものと、現在の野党の立場で
実現可能な現実的な対策の
両方をしめせればなおいいでしょう。

posted by たんぽぽ at 22:07 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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