与党や政権の支持率が急激に
上昇するという現象が起きています。
「【最新世論調査】コロナ対応をめぐる海外と日本の圧倒的な違い」
この記事は「みらい選挙プロジェクト」の
三春充希氏のノートの記事です。
ノートには4つの国とひとつの自治体の
支持率の変化が図示されています。
ドイツ
イギリス
イタリア
カナダ
ニューヨーク
グラフが掲載されている国だけ見ても、
コロナ対応による与党や政権の
支持率の上昇のしかたは顕著です。
多数の感染者や死亡者を出している
イタリアやニューヨークでも同様に
政権が支持されています。
さらにグラフを示さなかった
ほかの国ぐにも同様とあります。
ここに掲載しなかったフランス、オランダ、
オーストリア、アイルランド、デンマーク、フィンランド、
ポルトガル、ノルウェーでも類似の傾向です。
こうした国々では、様々な権利
(たとえば移動など)の制限をともなう
コロナへの対応について、国民との意思疎通がなされ、
政府は合理的な対応を目指して動いています。
https://t.co/wkkY7NE7BT
— 🌹 S o c i a l i s t a 🌹 (@cysgluala) April 14, 2020
『掲載しなかったフランス、オランダ、オーストリア、アイルランド、デンマーク、フィンランド、ポルトガル、ノルウェーでも類似の傾向です』
加えてスウェーデンでも同様の傾向。与党社民党は支持率27〜30%に回復。ロベーン首相の支持率はコロナ前の20%台(!)から50%弱へ。
理由は単純なことだと思います。
コロナウイルスの蔓延のように
社会が危機的な状況におちいると、
どんな政権であってもその危機への対策に
全力をあげることになります。
その対策は合理的、効果的なものであれば、
どんな政権であっても同じようになります。
それゆえ危機的状況におちいると、
対策を講じることで政権に関係なく
支持率が上昇することになります。
ここで対策が合理的、効果的でないと、
政権は危機的状況にまともに対処できていないと
国民から判断されて、支持率が伸び悩んだり
下がったりすることもあります。
どこの国も政権の支持率が急激に
高くなっているのは、世界中の多くの国で
合理的、効果的なコロナウイルス対策が
できているということだと思います。
感染者の多いイタリアやニューヨークでも
政権の支持率が高まっているということは、
政府や首相、知事のコロナ対策は妥当だと
判断されているということです。
21世紀において世界の大部分は、
コロナのような疫病の脅威に対して、
政府が適切な対策が取れる程度に
社会が成熟しているということでしょう。